チャットモンチー、解散を発表 2018年7月「完結」<コメント全文>
24日、人気バンド・チャットモンチーが解散を発表した。デビュー記念日である23日に、オフィシャルサイトで「LAST ALBUM RELEASE IN 2018」というメッセージを発信していたチャットモンチー。解散を予感させる告知にファンから心配の声が相次いでいたところ、本日18時にメンバー橋本絵莉子、福岡晃子の連名で「この度私たちは、2018年の7月をもってチャットモンチーを完結させようと思います」と正式に解散を発表した。
解散を決意したのは、今年3月から7月にかけて行われた全国ツアー中のこと。2人は「ツアーが終わったら次にどういうことをやろうかと考えているうちに、チャットモンチーという名前を脱いだ方が新しいところへいけるのではないかと思い始めました」とつづっている。解散までの活動予定やラストアルバムの詳細については、2018年元日に発表する。
チャットモンチーは橋本を中心として2000年に結成され、2005年に女性3ピースバンドとしてメジャーデビュー。2011年にドラムの高橋久美子が脱退し、橋本と福岡の2人組に。2014年からサポートメンバーを迎えた体制での活動を発表。またそれぞれが、デュオやユニットでの活動、CM歌唱や徳島での多目的スペースOLUYOの運営など、多彩な活動を行っている。(西村重人)
<チャットモンチーのコメントは下記の通り>
チャットモンチー完結のお知らせ
この度私たちは、2018年の7月をもってチャットモンチーを完結させようと思います。
今年の全国ツアー中、ツアーが終わったら次にどういうことをやろうかと考えているうちに、チャットモンチーという名前を脱いだ方が新しいところへいけるのではないかと思い始めました。
これから先、長くなるであろう音楽人生を思うと、チャットモンチーというバンドにとどまらなくても、私たちには新しくてワクワクするような音楽が待っているような気がしているのです。
次はこれ! というような具体的な構想は今のところないのですが、未来に想いを馳せながらしばらくは2人とも互いの日々を大切に過ごしたいと思います。
チャットモンチーとしてデビューして今年で12年。
3ピースバンドとして駆け抜けた三人官女時代。
2ピースバンドとして駆け抜けた二匹オオカミ時代。
男陣、乙女団とともに駆け抜けた大人青春時代。
そしてもう一度2人に戻って機械と取っ組みあったメカニカル時代。
どの時代にも、嘘偽りない色んな感動があり、そこで生まれた曲たちは私たちの一生の宝物です。
私たちは何度も変身を繰り返してきましたが、どの変身も不安より期待の方が大きいものでした。
でも今回の変身(というか脱皮)は正直、不安と期待が同じくらいあります。
だからこそ直感を信じ進んでいきたいと思います。
こんな私たちを愛してくれた皆さま、曲を聴いてくれて、ライブに来てくれて、本当に本当にありがとうございました。
しかし、ただでは終われない私たちですので、また元日にいろいろ発表しますね。
笑顔でゴールテープを切る日まで、よろしくお願い致します!
チャットモンチー
橋本絵莉子 福岡晃子