『スター・ウォーズ』こんなに似てる!『帝国の逆襲』が必見なワケ
12月1日から日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」が3週連続で『スター・ウォーズ』を放送。その第1回、12月1日(午後9時~)に放送される『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』は、いわゆる旧3部作の第2作だ。なぜ1作目じゃなくて2作目から放送するのか? それにはちゃんと理由がある。
衝撃の展開の理由とは?『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』予告編
その理由とは、12月15日から世界公開されるシリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は『帝国の逆襲』によく似た作品になる可能性があるから。というのも、2015年に公開された新3部作の第1作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が、旧3部作の第1作『スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望』にそっくりだったからだ。
どんなにそっくりなのか、『新たなる希望』と『フォースの覚醒』を対比させてみよう。まず、主人公が砂漠の惑星(タトゥイーン/ジャクー)で育った若者(ルーク/レイ)。重要なデータを託されるのが、人間の言葉を話さないドロイド(R2-D2/BB-8)。主人公が軍事政権に立ち向かう集団(反乱軍/レジスタンス)に協力することになる。無法者が集まる酒場(カンティーナ/マズ・カナタの城)がある。敵の軍事兵器(デス・スター/スターキラー基地)を破壊する、などなど数え上げればきりがない。
そこで『フォースの覚醒』に続く『最後のジェダイ』も、旧3部作の第2作『帝国の逆襲』を踏まえた内容になるのではないかとの噂があるのだ。
そう考えて『最後のジェダイ』の予告編やオフィシャルサイトを見ると、すでに『帝国の逆襲』によく似たモノが発見できる。地表が白い惑星(ホス/クレイト)があり、にぎやかな都市(クラウド・シティ/カント・バイト)も出てくるのだ。となると、同じような出来事も起きるかもしれない?
そこで気になるのは、『帝国の逆襲』では『スター・ウォーズ』史上最大の事件が起きたこと。つまり、主人公ルークの父親の驚愕の正体が明らかになったことだ。今回も同じような仰天の出来事が描かれるのか。『最後のジェダイ』のライアン・ジョンソン監督が、来日イベントでそれを問われ「驚くような出来事は起きる」「何度か起きる」と答えているので、何かが起きるのは間違いないだろう。
この大事件以外にも『帝国の逆襲』ではいろんな出来事が起きる。主人公がダークサイドに誘惑される。主人公の右腕が切り落とされる。友人だと思っていた人物が裏切る。主要キャラクターが身動きできない状態で囚われる……。どんな事件が『最後のジェダイ』では繰り返されるのか? それを予測するためにも『帝国の逆襲』は必見なのだ。(平沢薫)