ケイト・ウィンスレット『タイタニック』ラストシーンをやり直す!ハッピーエンドに
女優のケイト・ウィンスレットが米CBSのトーク番組「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア」に出演し、公開から20周年を迎えた映画『タイタニック』のラストシーンをやり直した。
【動画】ケイト・ウィンスレット『タイタニック』ラストシーンをやり直す(3:30すぎ~)
豪華客船タイタニックの海難事故をジャック(レオナルド・ディカプリオ)&ローズのロマンスと共に描き、世界的な大ヒットを記録した同作。ローズが冷たい海に浮かぶ船の残骸のドアに乗り、代わりに海につかっていたジャックが命を落とすシーンは観客の涙を誘ったが、そもそもあのドアにはジャックが乗るスペースもあったのではないか……? と長年議論されてきた。
司会のスティーヴン・コルベアに「『あなたを離さないわ、ジャック(I'll never let you go, Jack)』という有名なセリフがあるけど、君は離すよね?」と突っ込まれ、「うそをついたの。その通りよ。わたしは手を放して彼を沈めてしまう」と即座に認めたケイト。「それに、彼はあのドアに乗るためにもっと頑張るべきだったのよ。ここで再現できるわ」とコルベアと名シーンをやり直すことに。
コルベアの大きな机を『タイタニック』での冷たい海に浮かぶドアに見立てると、ケイトは机に飛び乗って腹ばいになり、ジャック役のコルベアは地べたに座って顔だけを机の上に出した状態で手を握り合う。「約束して、ローズ。僕もそのドアに乗せてくれるって」と懇願するコルベアに、ケイトは「カモン、ダーリン! ここには2人分のスペースがあるわ!!」と勇ましく応じ、20年の時を経てジャックを救ってハッピーエンドにして、観客の喝采を浴びた。
ちなみに、メガホンを取ったジェームズ・キャメロン監督も先日この件について聞かれており、本作は「死と別れについての映画」であるためジャックは「芸術的な理由」により死ななければならず、「こうならなければ、煙突が彼に落ちてきて沈んでいた」とどう転んでもジャックは死んでいたと Vanity Fair に語っていた。(編集部・市川遥)