異色スリラー『ゲット・アウト』作品賞!ワシントンD.C.映画批評家協会賞
2017年ワシントンD.C.映画批評家協会賞が発表され、人種差別を題材にした異色のスリラー映画『ゲット・アウト』が作品賞と脚本賞に輝いた。
同賞は、ワシントンD.C.を拠点とする映画批評家からなる協会員の投票によって選ばれる映画賞。最多受賞は主演女優賞、助演男優賞、アンサンブル賞の3部門で賞を獲得した『スリー・ビルボード』だった。
長編アニメ賞には、すでにナショナル・ボード・オブ・レビュー賞、ニューヨーク映画批評家協会賞を受賞し、アニー賞にもノミネートされているディズニー/ピクサーの『リメンバー・ミー』が選ばれた。
また毎年、ワシントンD.C.を的確に描写している映画に贈られる「ザ・ジョー・バーバー・アワード・フォー・ベスト・ポートレイアル・オブ・ワシントンD.C.」はメリル・ストリープ、トム・ハンクス主演の『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』に贈られている。主な受賞結果は以下の通り。(澤田理沙)
■作品賞
『ゲット・アウト』
■主演男優賞
ゲイリー・オールドマン 『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
■主演女優賞
フランシス・マクドーマンド 『スリー・ビルボード』
■監督賞
クリストファー・ノーラン 『ダンケルク』
■脚本賞
ジョーダン・ピール 『ゲット・アウト』
■長編アニメ賞
『リメンバー・ミー』