アベンジャーズ、生き残れれば舞台は宇宙へ!フェーズ3後の展望
マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギが、10日までブラジル・サンパウロで開催されたコミコン「CCXP2017」でマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のフェーズ3後の展開に言及したという。現地エンタメサイトのOmeleteが報じた。
MCUにはフェーズ(段階)という区切りが設けられており、2016年公開の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でスタートした「フェーズ3」は『アベンジャーズ』第4弾(2019年5月3日全米公開)をもって締めくくられる。アベンジャーズのメインを担ってきたクリス・エヴァンス(キャプテン・アメリカ)、ロバート・ダウニー・Jr(アイアンマン)、マーク・ラファロ(ハルク)、スカーレット・ヨハンソン(ブラック・ウィドウ)、クリス・ヘムズワース(ソー)、ジェレミー・レナー(ホークアイ)らの出演契約もこれで切れ、ファイギは最強の敵サノスによって多くアベンジャーズメンバーが命を落とす可能性を Vanity Fair に示唆していた。
ファイギは「CCXP2017」のマーベルパネルでMCUの今後について問われると、「もしアベンジャーズが生き残ることができれば、宇宙を舞台にした彼らの映画をもっと観ることができるでしょう。わたし自身、宇宙を舞台にした映画をもっと観たいと思っています」ときっぱり語ったとのこと。これまでは主に地球を守ってきたアベンジャーズだが、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガン監督と構想を練っているというフェーズ3後は、宇宙を舞台に一層スケールが大きなものになるようだ。
一方で、ディズニーによる21世紀フォックスの事業買収が合意間近だとも報じられている。Deadlineによると、ファイギは「X-MEN」シリーズのキャラクターたちを、MCUのヒーローたちと共演させたい考えがあり、その実現のために映画化権利が戻ってくることを望んでいるという。(編集部・市川遥)