『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』本日公開!観客から熱い感謝と称賛
映画『スター・ウォーズ』シリーズの新たな3部作の第2章『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が15日に日本でも公開を迎えた。一部劇場で行われた前夜祭上映には、大勢のシリーズファンが殺到。鑑賞を終えた人々からは、熱い喜びの声が上がった。
監督・脚本は、前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のJ・J・エイブラムスからライアン・ジョンソンにバトンタッチ。イメージカラーを赤に統一し、これまでにない衝撃的な『スター・ウォーズ』になると言われていた本作。ファンにとっての“聖地”日劇には、その衝撃を早く体感しようと、往年のファンが集結した。
夫とその友人と一緒に劇場を訪れた女性は、『スター・ウォーズ』ファンの両親に“レイア”と名付けられたといい、「ラスト(最後の)ジェダイというタイトルだけど、まだまだ続くなと思える作品でした。実は私、いま妊娠中なんです。なので、シリーズは終わらない、(自分の)子供の代まで続くなと思えました。次回作にも期待しています」と感慨深げ。
また、レイア姫の衣装に身を包み“オルデランの女王”を名乗る女性は「一番好きなキャラがレイアなので、キャリー(・フィッシャーさん)は亡くなってしまったけど、映画を観ればいつでも会えると思って、それがうれしくて」と涙。「(ライアン・ジョンソン)監督ありがとう、という気持ちでいっぱいです。絶対に観た方がいい。たぶん明日も観るし、土日も観ます。何回観ても新しい気づきがある映画です」と力強く語る。
さらに「衝撃がすごい映画だと言われていましたが、なるほど、衝撃とはこういうことか、という気持ちです。新キャラもすごくかわいくて。『スター・ウォーズ』に惚れ直す作品だなと思いました」という女性も。セクシーなコスプレに身を包んだ別の女性も「最高でしたね。次の展開が常に気になるし、昔のシリーズのオマージュもあって、『スター・ウォーズ』が好きな人が作ってくれたんだなと。うれしかったです。こんなに『スター・ウォーズ』が好きだったんだな、と思える映画でした」と振り返っていた。
TOHOシネマズ六本木ヒルズにも大勢のファンが集い、カップルで来ていた20代の男性は「予想していたことが全て違っていて、見逃せなかった。ポップコーンを取るだけでも大事な何かを逃してしまうんじゃないかと思って、結局、半分以上残してしまいました」とその衝撃に言及。お相手の女性は「R2-D2が死ぬほど大好きな自分にとって、すごく感動的な場面があって良かったです」と瞳をうるませていた。
また、40代後半の男性は「感情の起伏が本当に激しい映画でしたね。まだ整理できていなくて、感想が言えないのですが、観た後にほっとしてしまうくらい半端なかったです」と証言。30代の女性2人組も「超衝撃の『スター・ウォーズ』でした。泣かせにきたと思ったら笑わせにきたりして」「シリアスなところでも笑いを作る監督にビックリ。終始驚きの連続で、時間を感じさせない。あっという間の2時間半でした」と満足げ。
「シリーズ史上最も展開の予想ができなかったです。自分の読みと違ってびっくりしました」「万国共通で笑えるポイントを狙ってくるのもよかった」という20代の女性2人組は、衝撃と笑いのテンポに大満足。お気に入りのキャラについて「断然ポーグ! かわいかった愛しい感じです」「かわいい要素を凝縮させたキャラ」と語った。ポーグについては「あざといくらい、めちゃめちゃかわいい」「表情がすごく豊かで、イウォークが好きなんですが、それに並ぶキャラだと思います」とどのファンからも大評判で、シリーズを代表する新たなマスコットの誕生を予感させた。
30代から50代という幅広い年齢層の4人組の女性ファンは「全てのキャラクター、カイロもハックスもローズとペイジの姉妹もよかった。ルークはもう……最高すぎる。すごくかっこよかったです」とキャラの魅力に感服。観客それぞれが、違った観点から熱い称賛を寄せており、シリーズを代表する一本が誕生したことをうかがわせた。(編集部・入倉功一)