松坂桃李、昔スーパーでバイトしていた
俳優の松坂桃李が18日、都内で行われた映画『パディントン2』日本語吹替版完成披露試写会に登壇し、意外なバイト経験を告白した。この日は、古田新太、三戸なつめ、斎藤工も来場した。
劇中でパディントンがアルバイトをすることにちなみ、バイト経験について聞かれた松坂は「初めてバイトをしたのはス-パーの青果コーナーでしたね」と振り返ると、「料理をしたことがないので野菜の知識はないけど、お客さんに『この野菜はどう調理したらいいですか?』と聞かれるので、だいたい『煮たらいいんじゃないですかね』『これは煮た方がいい野菜です』とか、全部そこにつなげて何となく乗り切っていました」とぶっちゃける。そして「野菜はたいてい煮たら大丈夫」と独自の見解を明かして、観客を笑わせた。
本作は、ペルーのジャングルから憧れのロンドンへやって来た“紳士すぎるクマ”のパディントンが、ハプニングを起こしながらもブラウン一家の一員になるまでを描いた『パディントン』(2016)の続編。落ち目の俳優・ブキャナン(ヒュー・グラント)にはめられ、窃盗罪で刑務所送りにされたパディントンが、無実を証明するためにブラウン一家と奔走する姿が描かれる。
パディントンの声を務める松坂は続編に期待していたようで「待ってましたという感じ」と引き続きのオファーに感激しきり。「世間では(上野動物園のパンダ)シャンシャンが流行っていますが、来年はきっと『クマのパディントン』が恐ろしいほど話題になると思います」と胸を張ってアピール。本作から新加入してブキャナンの声を務め、「落ち目の俳優、斎藤工です」と自己紹介した斎藤は、それ以降も「落ち目の俳優」というワードを繰り返すMCに「何度も言うんですね」と苦笑いしつつ、「僕自身、上がったと思わなければ落ちていかないという強いマインドを手に入れたので、そもそも上ってもいないと(自分を)戒めて生きております」とコメントして会場の笑いをさらっていた。(取材:錦怜那)
映画『パディントン2』は2018年1月19日より全国公開