妻夫木聡、自らの企画で3年半ぶり連ドラ主演!『愚行録』監督と再タッグ
俳優の妻夫木聡が、自ら企画した早見和真のサスペンス小説「イノセント・デイズ」の連続ドラマ化作品で、約3年半ぶりに連ドラ主演を務めることが明らかになった。妻夫木は死刑を宣告された幼なじみの女性の事件に疑いを持ち、彼女の無実を信じて調査していく主人公を演じる。
原作は、第68回日本推理作家協会賞・長編及び連作短編集部門受賞、発行部数30万部を突破したベストセラー小説。原作を読み映像化を強く望んだ妻夫木が自らドラマ化を企画し、主演映画『愚行録』(2016)で組んだ石川慶監督との再タッグが実現したという。脚本は、テレビドラマ「嘘の戦争」(2017・フジテレビ系)、映画『僕だけがいない街』(2016)などの後藤法子。
主人公は、幼なじみ・田中幸乃が元交際相手の住むアパートに火を放ち妻子を焼死させたとして死刑判決を受ける姿を目にした佐々木慎一(妻夫木)。幸乃の幼少期を知り、ある負い目を持つ慎一は、彼女が真犯人ではないと直感。死刑執行が迫るなか、慎一は幸乃を救いたい一心で、幸乃の姉や中学校時代の同級生など彼女の人生を知る人々に会いに行くが、その先々で幸乃の壮絶な過去を聞かされる……。
妻夫木は、「原作を読んだ時からこの小説はドラマでじっくり演じてみたいと強く感じました。なかなか映像化するには難しい題材ではあるのですが、石川監督をはじめ、素晴らしいキャスト、スタッフの方々に囲まれてこの作品に挑めることに静かに興奮しています」とドラマ化が実現した喜びをコメント。
また原作の魅力を次のように述べている。「早見さんの小説の中で一番大好きな作品がこの『イノセント・デイズ』でした。人間にとって幸せとは何なのか、幸せの定義を求められた時、僕には答えがなかった。だせるわけもないんです。幸せに定義なんてないのかもしれない。でも、ただただ信じていたい、そんな気持ちにさせられました」。(編集部・石井百合子)
「連続ドラマW イノセント・デイズ」(全6話)は2018年3月18日より毎週日曜よる10時~WOWOWプライムにて放送※第1話無料放送