ディズニー『美女と野獣』に続け!とにかく幻想的…キーラ・ナイトレイ『くるみ割り人形』予告
ディズニーがバレエ作品として有名な「くるみ割り人形」をキーラ・ナイトレイらで実写映画化する『ザ・ナットクラッカー・アンド・ザ・フォー・レルムス(原題)/ The Nutcracker and the Four Realms』からティーザー予告編が公開され、幻想的かつ絢爛な世界観が初披露された。
『ザ・ナットクラッカー・アンド・ザ・フォー・レルムス(原題)』予告編
ドイツの作家E.T.A.ホフマンが1816年に発表した小説「くるみ割り人形とねずみの王様」をベースに、主人公の少女クララが亡き母親からの大切な贈り物が入った箱を開ける鍵を求めて、幻想の世界で活躍するさまを描く本作。同原作のチャイコフスキー作曲によるバレエ作品が非常に有名で、欧米ではクリスマスシーズン定番の曲目ともされていることから、タイミングぴったりの初映像公開となった。
映像では、『インターステラー』の新星マッケンジー・フォイふんするクララが、クリスマスイヴの夜、ゴッドファーザーのドロッセルマイヤー(モーガン・フリーマン)が開いたパーティーに参加するところから始まる。しかし、クララがある金色の糸をたどっていくと、そこには神秘的な世界が広がっていた。次のシーンでは、ポップでカラフルなお城のような建物でクララが、キーラ演じる金平糖の妖精らに歓迎を受け、玉座らしきイスにすわるさまも描かれる。オーケストラのシルエットに、美しい舞が繰り広げられるなど、そのファンタジックな世界観に思わず息をのむ映像となっている。
ディズニーが手掛けた実写版『美女と野獣』もその美しい世界観で多くの人々を魅了したが、本作もそれに負けないくらいの豪華絢爛さを誇る作品となりそうだ。監督は、『ショコラ』や『親愛なるきみへ』『ギルバート・グレイプ』などのラッセ・ハルストレム。2018年11月2日の全米公開を予定している。(編集部・石神恵美子)