斉藤由貴、久しぶり公の場 不倫騒動には触れず
女優の斉藤由貴が23日、都内で行われた映画『リベンジgirl』初日舞台あいさつに登壇。斉藤は50代医師との不倫交際が報じられ、8月3日に謝罪会見を開いて以来、約4か月ぶりに報道陣の前に姿を見せたが、「今年一年はどんな年でしたか?」や「家庭は大丈夫ですか?」などの質問には無言。ファンの声援には笑顔で応えていた。舞台あいさつには桐谷美玲、鈴木伸之、馬場ふみか、清原翔、竹内愛紗、三木康一郎監督も出席した。
本作は、東大首席で、ミスコンでは優勝するなど才色兼備だが性格ブスの宝石美輝(桐谷)が、こっぴどく男性に振られたことから、総理大臣を目指して選挙活動をする姿を描いたコメディー。
斉藤は有能な政治秘書・如月凪子を演じたが「正直申し上げますと、年々セリフ覚えが悪くなってきており、若い皆さんの足を引っ張らないように心がける毎日でした」と撮影を振り返るも、三木監督は「若いときから大好きで、現場に現われたときは『本物なのか』と思ったぐらい。いまでもニセモノじゃないかと疑っています」とベタ惚れの様子。
若いキャストがそろった現場だが、斉藤は「桐谷さんが演じた美輝という役は、台本を読んで非常に難しいと感じた役柄。演じる上で葛藤があったと思いますが、懸命にチャレンジする姿は、華奢で美しい部分が強調されていますが、根底にある根性がすばらしいと思いました。眼福です」と桐谷を絶賛した。
そんな桐谷も、先日、俳優の三浦翔平との交際が一部週刊誌にて報じられ、報道陣が多数詰め掛けたが、報道に触れることはなく「クリスマスが近く、初日なので華やかな感じで」と真っ赤なドレスで登場した理由を語ると「非常に短い撮影期間で、とても大変でしたが、そのぶん思い出に残る作品になりました。頑張る一人の女の子の成長を描いた物語。作品を観て『明日から頑張ろう』とか一歩踏み出してみようと思っていただけたら嬉しいです」と作品をアピールしていた。(磯部正和)
映画『リベンジgirl』は全国公開中