黒柳徹子がテレビに出続ける理由に称賛の声
22日、黒柳徹子が自身と家族をドラマにした「トットちゃん!」が最終回を迎えたことについてInstagramで心境をつづるとともに、テレビの仕事を続けるきっかけを明かし、称讃の声が相次いでいる。
黒柳は「今日、お昼のドラマ『トットちゃん!』が、最終回でした。『トットちゃん!』では、私が、産まれる前の両親の若い姿を見ることもでき、その時代が、どうだったのかも分かりました。また、子供の頃にお世話になった方々や、日本のテレビ本放送開始から、ずっといっしょに過ごした懐かしい仲間とも、再会することができました」とドラマに感謝。
彼女は、1953年にNHKに採用されテレビ女優第一号として入社した当時、日本に招かれたアメリカのテレビプロデューサーからテレビ放送の指導を受けたのだそう。テレビは今世紀最大のメディアになると信じていると発言したそのプロデューサーの講演で、「かつて見たことのない世界各国の習慣や風俗も、私たちの目の前に現れてきます。今まで、人類が夢想だにできなかった国際間の理解と、そして平和が、テレビジョンによって、もたらされると信じています」という内容にとても感銘を受けたという。「『そうか。テレビジョンは、平和をもたらすこともできるのか!』私は、その話を聞いて、テレビの仕事をして行こうと、決めたのです」と現在までテレビの仕事を続けている理由を明かした。
黒柳は今でもその言葉を思い出すといい、「私たちは、テレビをうまく使っているのだろうか!」と問いかけるようにしてコメントを締めくくっている。ファンからは「トットちゃん終わって寂しいです」「大切なことを学べたように思います。ありがとうございました」「毎日元気頂きました」「徹子さんが更に好きになりました」とドラマ終了を惜別する声や、黒柳の人柄を称讃するコメントが殺到している。(編集部・梅山富美子)