高橋メアリージュン「コウノドリ」撮影中の後悔…両親への告白に反響
女優の高橋メアリージュンが25日に更新したブログで、自身が出演したドラマ「コウノドリ」への役づくりに没頭するあまり、両親にしてしまったことへの後悔を告白。だがその女優としての高橋の姿勢に、ファンからは「高橋さんの愛情の深さと女優さんとしてのプロフェッショナリズムを知り、感動しました」「こんな想いをして役に入り込むんだなぁ」などのコメントが寄せられている。
【画像】新ドラマでは子供を望まない妻役に挑戦する高橋メアリージュン
高橋はドラマ「コウノドリ」に、産後うつとなってしまった母親・彩加役で出演。高橋自身、前シリーズからドラマのファンだったそうで、出演決定にはうれしさを感じながらも、「皆さんのその宝物を少しでも濁したくないという想いからの恐れ」「『産後うつ』という役柄に入り込む恐れ」を抱いていたという。その一方で「【その病を知ってもらうこと】に少しでも貢献できる!と誇り高い使命のようなものを勝手に感じ」ていたともいうが、やはりプレッシャーは大きかったよう。
両親が高橋のもとへ訪ねてきた際、「役の事を考えてる以外の時間」が少しでもあると自分を許せなくなっていたという高橋。「幸せなはずの時間を幸せだと感じれなくて、焦って焦って…両親に全然優しくできなかったんです」とつづると、「いつ何が起きるか分からないこの人生で、優しくできないままもしこのまま会えなくなってしまったら…と思うと恐ろしくて恐ろしくて。自分が傷つくより人を傷つけてしまう時の傷は本当に痛いですね」と自責の念にとらわれている様子ものぞかせた。
だが「コウノドリ」での彼女の演技には、共感した・救われたなどの声が殺到。また両親からも「おめでとう!」という感想が届いたという高橋は、「そういった声のお陰で私も彩加と共に救われました」とのこと。また「お父さん&お母さんあの時は本当にごめんなさい!いつも変わらず大好きです」と締めくくり、ブログそしてInstagramに笑顔の両親の画像をアップした。
彼女のSNSなどには、ファンから「大丈夫!ご両親にはしっかり気持ちは伝わってるし、理解してくれてるよ」「お母さんもお父さんもブログ読んで、見て、気持ち分かったと思いますよ」といった声も上がっている。(濱島裕)