DAIGO、最愛のパートナー間での嘘あり?なし?
ミュージシャンとしてだけでなく、バラエティー番組でも才能を発揮し、映画『嘘を愛する女』で役者として一皮むけたDAIGOが、愛するパートナーとの間での嘘について持論を展開した。
だ、誰?本人確認不可能レベルのオタク風DAIGO【場面写真】
映画『嘘を愛する女』で探偵助手・木村(キム)にふんしたDAIGO。物語は、長澤まさみふんするヒロイン由加利が、高橋一生ふんする恋人・桔平の名前も職業もすべてが嘘だったことを知り、私立探偵・海原(吉田鋼太郎)とともにその真実を探っていくというもの。海原を的確にサポートし、謎を解き明かすための重要なキーとなった助手のキムを好演したDAIGOは、「桔平さんにとって、過去は向き合いたくないものだったから隠したんでしょうね。いつかは言おうと思っていただろうし。タイミングを見計らっていたんじゃないかな」と嘘をついていた桔平に一定の理解を示す。
それでも、「もし自分だったら、つらい過去でも隠さずにあらかじめ言っちゃうと思う。性格的に隠せないから」と自身の場合に言及。嘘をつく際に語った設定についても「途中でボロが出ちゃうと思う。自分、詰めが甘いんです」と上手く嘘をつけた桔平の賢さをほめつつ、自分では自然にばれてしまうと照れ笑いを浮かべた。
さらに、もしも自分が由加利の立場で、愛し愛されていると信じていたパートナーに大きな嘘をつかれていた場合でも、ためらうことなく「最終的に言ってくれれば、問題ないです」とにっこり。細かいことにはこだわらない、包容力のあるところを見せた。
今回の映画では、ふだんのスタイリッシュな姿とはまったく違う、長い髪に眼鏡、もっさりした服という姿の、デジタル系のオタクのような風ぼうで登場するのだが、その予想外のビジュアルについて「自分自身にヅラ俳優という可能性を感じたんですが、どうですか? アクセント俳優というポジションに活路を見出しました」と笑いつつ、「もちろん、オファーがあれば、王道のラブストーリーにもチャレンジしてみたいです」と語る。役者として一皮むけた感のあるDAIGOの存在感に注目したい。(取材・文:早川あゆみ)
映画『嘘を愛する女』は全国公開中