深田恭子、母親願望に迷い吐露
女優の深田恭子が10日、都内・水天宮で行われた1月18日スタートの連続ドラマ「隣の家族は青く見える」(フジテレビ系)のヒット祈願、撮影安全祈願に松山ケンイチ、高畑淳子とともに出席。妊活中の夫婦を演じるだけに自身の願望を聞かれると、「絶対に母親になりたいのかという願望も、本当にあるのかないのか定かではないというか……。必ずや作品が考えるきっかけになるんだろうなと思っています」と迷える心境を語った。
本作は深田と松山演じる妊活中の五十嵐奈々・大器夫婦をはじめ、コーポラティブハウス(集合住宅)で暮らす、現代的な悩みを抱えた家族を描いた人間ドラマ。
和装でヒット祈願を行った後、報道陣の取材にも応じた深田と松山。奇しくも戌年の年女となる深田は、今年の抱負を聞かれると「健康管理」を挙げ、「本厄は体も変わってくる時だと思うので、今の年齢に合った健康管理をきちんとしていきたいと思います」とコメント。体調の変化には「実感する瞬間は毎日あります」といい、「歳を重ねると段々辛くなると思います。このドラマでも35歳という年齢に対して『今までとは違う』というセリフも出てきてその度に改めて実感しているので、きちんとしていきたいと思います」と 体調面の変化を語った。
また、芸能界に入って二度目の戌年を迎えたが、12年前の自身との変化を聞かれると「迷い続けているというか、自分がこれからどういう風に生きていこうか、どんなお仕事をしていきたいかとか、その迷いからはまだまだ抜け出せていないですね。今まで迷ったぶん、今年はちゃんとそれを考えや行動に出せたらと思います」と精神面の変化も吐露。
ドラマにちなんで自身の母親願望を聞かれると「作品の中ではさまざまな幸せの選択肢が出てきますけど、自分はどのタイプに当てはまるのか、どう生きたいのか。結構撮影の合間に考えます。絶対に母親になりたいのかという願望も、本当にあるのかないのか定かではないというか……。必ずや作品が考えるきっかけ になるんだろうなと思っています」と心境を語った。
撮影中のエピソードでは、深田が下着姿を披露するシーンについても言及。松山が下着の話題を挙げたときに気まずくなったことがあったと言い、深田はそのやりとりに「覚えています。困りましたね」と困り顔。「ランジェリーみたいなものを着ているシーンの後に『さっきのはどうでした?』と聞いたら、その後のTシャツにデニムの方がエロいと言われて、遠回しに(ランジェリー姿を)ダメ出しされたような、ぐさっとくることをさらりと言われました」と苦笑いし、松山を「気を付けます」と恐縮させていた。(取材・文:中村好伸)
木曜劇場「隣の家族は青く見える」は1月18日より毎週木曜夜10時フジテレビ系にて放送