怖すぎ!悲劇を生んだ都市伝説の映画の予告に「寝れない!」
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが、アメリカのとある都市伝説をめぐる映画『スレンダーマン(原題) / SLENDER MAN』の予告編を公開し、「夜見たら寝れない」「叫んじゃった」「なぜホラーを作るの?」などコワすぎる内容が反響を呼んでいる。
本作は、高校生の女の子4人がスレンダーマンの伝説を調べるうち、1人の女の子が行方不明になった……というストーリー。3日にYouTubeで公開された予告編では開始3秒から、うじ虫が湧くシーンや、眼球に針のようなものが刺さったり、目や口から黒い物体が少女から飛び出す場面などグロテスクさ満載の映像となっている。
スレンダーマンとは、2009年にウェブサイトから広まった架空の痩せた背の高い男が現れるというアメリカのネット掲示板から生まれた都市伝説。実在していないにもかかわらず過去には目撃情報など多数寄せられている。だが2014年にはアメリカで、12歳の少女がスレンダーマンのための儀式として、同級生を刃物で刺すという事件にまで発展している。
予告編に「公開が待てない!」「ストーリーを早く知りたい」「公開はいつ?」と公開が待ちきれないとコメントが殺到している。しかしその一方で、2014年に実際の事件まで引き起こしてしまった海外の都市伝説を映画化することについて、「事件が起こる前に映画化したら事件は起こらなかったかも」「なぜいまさら?」など事件を止められたのではないか、事件を思い起こす人が現れるかもしれないと危ぶむ声も見られていた。(編集部・梅山富美子)