闘将・星野仙一さんの死、サンド伊達も悲しみ 昨年から顔色が…
プロ野球の中日・阪神・楽天で監督し、北京五輪では日本代表監督も務めた星野仙一さんが、4日に70歳で亡くなったことを受け、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおが「とても、とても残念です」と自身のブログで悲しみをあらわにした。伊達は、星野さんも率いていた東北楽天ゴールデンイーグルスの応援大使を務めている。
伊達はブログで「星野仙一さんが亡くなりました。東北楽天イーグルスを優勝に導いた闘将が。。」と星野さんをしのぶと、以前の思い出を告白。「昨年、東京ドームの食堂でお会いした時にはわざわざ僕らが座っていた席に来て下さり、我々に1時間程色々なお話をして下さった。その後もお会いしたが、確かに顔色が少し悪かった…そんな話を富澤とした記憶がある」と昨年から体調が思わしくなかった様子が目に見える形になっていたことを明かしている。
だがその一方で「まさか、そんなにも体調に苦しんでいたとは思いませんでした」ともつづり、病状が重いものだと悟らせなかった星野さんの強さも示していた。
東北楽天ゴールデンイーグルスの発表によると、星野さんは、2016年7月に急性膵炎を発症したことをきっかけに膵臓がんであることが発覚。2017年12月末より病状が悪化し、亡くなったとのこと。また今回の公表のタイミングについては「故人の意思」によるものとし、同球団は「人前では常に強気を貫いた『星野仙一』のスタイルを最後まで全うしようとしたことですので、何卒ご容赦ください」とコメントしている。
星野さんは、中日ドラゴンズに投手としてプロ入り。現役引退後、中日・阪神タイガース・楽天の監督に就任した。2014年には監督の座からは退いたが、同年には楽天シニアアドバイザーに就任し、2015年9月からは同球団の取締役副会長として活躍していた。(編集部・井本早紀)