須賀健太、驚異的!7ページの長ゼリフを5分で暗記
俳優の須賀健太が10日、都内で行われた映画『ちょっとまて野球部!』完成披露イベントに登壇し、台本7ページにわたる長ゼリフを5分で覚えたという衝撃のエピソードを明かした。この日は、小関裕太、山本涼介、荒井敦史、塩野瑛久、柳喬之、宝来忠昭監督も来場し、宮崎秋人からはコメントVTRが寄せられた。
ゆくえ高那による人気漫画を原作にした本作は、野球マンガにして、熱血な野球シーンではなく、野球部の平均的日常をほのぼのと描いた青春コメディー。キングオブバカと称されるまっすぐな主人公・大堀広揮役の須賀は、オファー受けた時に「絶対に野球をやるから練習しなきゃなと思ったんですが、漫画を読んだら(野球シーンが)一つも出てこない」と驚いたことを打ち明けつつ、「野球がないなら大丈夫だと思って受けました」とにっこり。過去に野球部員の役は経験があるものの、テクニックはあまりないようで、「逆にイケるぜと思いました。イケましたよ!」と満足気に客席に呼び掛けた。
しかし、ラストシーンの撮影は過酷で、天候の都合で撮影日が繰り上がったために、まだ覚えきれていなかったという台本にして7ページにわたるセリフを5分で覚えたことを告白。小関が「普通のシーン(のセリフ)で大体(台本)0,3ページ」と言うように、その苦労は容易に想像できるが、監督曰く「ほぼ一発OK」でクリアしたそうで、須賀は「役者人生で一番何かを発揮しました。イケました!」とまたもや得意満面の笑み。そして、「もう一回観る時は、これを5分で覚えたんだなと(思いながら観てください)」とアピールし、会場の笑いを誘った。(取材:錦怜那)
映画『ちょっとまて野球部!』は1月27日より全国公開