『ポリスアカデミー』ヒュー・ウィルソン監督が死去 74歳
映画『ポリスアカデミー』(1984)を手掛けたヒュー・ウィルソン監督が現地時間1月14日にアメリカ・ヴァージニア州の自宅で亡くなったと、Los Angeles Times のお悔やみ欄を通じて発表した。74歳だった。死因は公表されていない。
ウィルソン監督は、シットコム「かっとび放送局WKRP」(1978~1982)や、エミー賞を受賞した「フランクズ・プレイス(原題) / Frank's Place」(1987~1988)など、テレビドラマのクリエイターとしても知られた。『ポリスアカデミー』では監督と脚本を務め、アメリカ国内はもちろん日本でも一大ブームを巻き起こすヒット。その後、6作の続編が作られる人気シリーズとなった。
そのほか、シャーリー・マクレーンとニコラス・ケイジが共演した『不機嫌な赤いバラ』(1994)、ベット・ミドラー、ゴールディ・ホーン、ダイアン・キートン共演の『ファースト・ワイフ・クラブ』(1996)、ブレンダン・フレイザー主演の『タイムトラベラー/きのうから来た恋人』(1999)などのコメディー作品を監督した。(編集部・入倉功一)