ルー大柴、忍者アクションは「背と筋を伸ばしてウォーク」
タレントのルー大柴が20日、渋谷のユーロライブで行われた映画『LADY NINJA ~青い影~』初日舞台あいさつに来場、海外でも注目される同作について「外国の方にもモア楽しんでもらえる」と自信を見せた。この日は主演の葉加瀬マイ、けーすけ、山下メイ、藤原健一監督が登壇した。
グラビアアイドルとして活躍する葉加瀬の初主演作となる本作。国家転覆を画策する巨大多国籍企業・黒田財閥との戦いに挑む特殊忍者部隊「LADY NINJA」の活躍を描き出す。大勢の観客の前に立った葉加瀬は「どうでしたか? 忍者という役をいただいて、本当にどうしようかな、どうなるんだろうという不安しかなかったですが、皆さんに支えられてやりきることができました。かけがえのない作品となりました。ぜひ二回、三回と観ていただければ」と観客にあいさつ。
一方のルーは「久しぶりの映画でございましてね。この会場に来るときには、総司令官の役づくりとして、この近くをちゃんと背と筋を伸ばしてウォークしながら、役になりきって来ました」とコメント。また自身の役を「クールでストイックで、ストレンジな役なんですよ」と説明。さらに「今日(の登壇者)はこれだけですが、この映画のアクターとアクトレスは本当にクドいよね。(鳥肌実演じる)博士なんかも気持ち悪いし。僕が普通に見えたね」とコメント。クドいキャラクターが人気を集めたルーだけに、会場は笑いに包まれた。
女性が活躍するアクション作品ということで、海外からの注目度も高い本作。すでに台湾での配給が決定しているのをはじめ、北米、アジア、ヨーロッパの国などとも交渉中だという。さらに香港の映画祭にも参加が決定したとのことで、ルーも「忍者という響きがいいんでしょうね。アメリカも(忍者が)大好き、アジアも大好き。日本だけでなく、外国の方にもモア楽しんでもらえる作品になっていますよ」と分析。葉加瀬も「世界を見据えて撮影しましたからね」と胸をはっていた。(取材・文:壬生智裕)
映画『LADY NINJA ~青い影~』は1月20日、21日に渋谷ユーロライブにて上映(1月27日からは横浜シネマ・ノヴェチェント、大阪シアターセブンで上映)