岩田剛典の胸ぐらを斎藤工が…『去年の冬、きみと別れ』予告編
「掏摸(スリ)」「教団X」などで知られる芥川賞作家・中村文則の同名小説を岩田剛典(EXILE /三代目 J Soul Brothers)の主演で映画化する『去年の冬、きみと別れ』から予告編が公開され、岩田と斎藤工が火花を散らす対決シーンがお披露目された。
『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』などの岩田が単独映画初主演を果たす本作は、野心あふれる新進気鋭のルポライター耶雲恭介(岩田)が盲目の美女が巻き込まれた謎の猟奇殺人事件の真相を追い求めるうちに、次第に自分が追い込まれていくストーリー。斎藤は事件の容疑者で天才カメラマンの木原坂雄大を演じている。
15年ぶりにVERBAL、☆Taku Takahashi、LISAの3人体制での活動を再開したm-floによる主題歌「never」が流れる予告編では幸せそうな耶雲と婚約者の百合子(山本美月)の2人も映し出されるが、耶雲の胸ぐらを鬼の形相の木原坂がつかむ激突シーンをきっかけに様子は一変。百合子を助け出そうとする耶雲に「彼女は自ら望んでここにいる」と木原坂が言い放つなど怪しげなシーンが描写される。
予告編に「観た人全員、ダマされる」、ポスタービジュアルには「すべての人がこの罠にハマる」と書かれている本作。『脳男』『グラスホッパー』『追憶』などの瀧本智行監督がメガホンを取っている。(編集部・海江田宗)
映画『去年の冬、きみと別れ』は3月10日より全国公開