原田泰造、大型自動車免許取得!俳優業アピール「トラック運転手の役も大丈夫です!」
お笑い芸人で俳優の原田泰造が27日、有楽町スバル座で行われた映画『ミッドナイト・バス』初日舞台あいさつに小西真奈美、山本未來、七瀬公、舞川みやこ、長塚京三、竹下昌男監督ともに登壇した。バスの運転手役に挑んだ原田はこの作品のために大型自動車免許を取得したそうで、「教習所の先生や新潟交通の人からは『いい腕しているよ』と褒められたんです」と明かすと、「トラック運転手の役も大丈夫です!」と次回作のアピールをしていた。
本作は、第151回直木賞候補に選出された伊吹有喜の小説を映画化。東京から故郷の新潟に戻り深夜バスの運転手をする男と元妻の再会をきっかけに、離れ離れになった家族の再出発を、バスの乗客たちの人間模様とともに描く。
「とにかくモテる。なぜ原田泰造さんがモテるのかを観てほしい」と長塚が見どころを語ると、原田も「映画のなかですが、本当にモテるんですよ」とニヤリ。元妻・美雪役の山本も「女性陣からすると(原田演じる)利一は頼りなくて、もっとしっかりしてほしいと思っちゃうのですが、そんな役も泰造さんが演じると魅力的になってしまうんです」と原田を絶賛する。
長年、利一の心を癒やし続ける女性・志穂を演じた小西は「不器用でいじらしい女性のもどかしさをみてほしい」と役柄について語ると、原田は、美雪と志穂の間で揺れ動く役柄だったことに「いまでもこうして二人の間に挟まれて立っていると汗が出てくる。まだ役が抜けていないんでしょうね」とモテ経験に苦笑いを浮かべていた。
ロケ地となった新潟での先行公開では、満席が続くなど大盛況となっているが、原田は「スタッフ、キャストなどたくさんの人たちが心を込めて一生懸命作った作品です。家族の物語や恋愛などいろいろな要素が詰まっている映画なので、なにかを受け取っていただければうれしいです」と客席に呼び掛けていた。(磯部正和)
映画『ミッドナイト・バス』は全国公開中