福士蒼汰、足の指にヒビでも撮影続行!
俳優の福士蒼汰が29日に増上寺で行われた映画『曇天に笑う』“曇天祭り”プレミアイベントに中山優馬、古川雄輝、桐山漣、大東駿介、小関裕太、市川知宏、若山耀人、加治将樹、本広克行監督とともに出席。激しいアクションが注目を集める本作の撮影について福士が「大きな怪我もなく……」と振り返っていると、本広監督から「あれ(骨に)ヒビが入らなかったっけ?」と暴露される一幕もあった。
本作は唐々煙の人気コミックを『踊る大捜査線』シリーズや『亜人』などのヒット作を手掛けてきた本広監督が実写映画化。文明開化の明治初期を舞台に、若者たちのゆずれない思いと絆を描いたアクションエンターテインメント。
増上寺大殿内にて本編の冒頭にも登場する和太鼓バンド・GOCOOによるド派手なパフォーマンスのなか、曇印の特製山車に乗って和装姿で登場した福士は「鉄扇という武器や下駄で戦うアクションは難しかったのですが、個人的にカリという武術をやっていたので、それを活かしました」と笑顔で語ると「大きな怪我もなく撮影ができたので……」と言いかける。すると話を聞いていた本広監督が「あれ、ヒビが入らなかったっけ? 大きな怪我でしょ」と突っ込みを入れた。
関係者の話では、福士がノースタントでの撮影中に足の小指にヒビが入ったものの自然治癒し、撮影には影響がなかったそう。本広監督は「(大きな怪我がないという福士の発言に)別の映画の話かと思いました。あれは重傷ですよ」と驚きの表情をみせていた。
今作はメインキャストがほぼ男性だけという撮影現場だったと話す福士が「(弟役の)優馬がヒロインだと思ってやっていました」と語ると、中山は「福士くんは最初に会ったときから兄貴として受け入れられました」と息のあった兄弟役だったことを明かしていた。
福士、中山以外のメンバーたちも口々に「和気あいあいとした現場だった」と明かしていた曇天チーム。福士は「撮影も待ち時間もすごく楽しい時間を過ごせました」と満面の笑みを浮かべると「誇れるスーパーエンターテインメント作品に仕上がっています」と約900人のファンに向けて作品をアピールしていた。(磯部正和)
映画『曇天に笑う』は3月21日より全国公開