阿部寛が女性に「愛」をお届け!『のみとり侍』特報映像
阿部寛が主演する新作映画『のみとり侍』から特報映像が公開され、阿部が女性に「愛」をご奉仕する裏稼業に励む主人公を演じる姿がお披露目された。
本作は作家・小松重男の時代小説「蚤とり侍」を『後妻業の女』などの鶴橋康夫監督がメガホンを取って映画化した時代劇。江戸時代に実在した猫の“蚤とり稼業”を中心に描かれる。“蚤とり”とは表向きはお客様の飼い猫の蚤を取って日銭を稼ぐお仕事だが、その実態は実態は女性に「愛」をお届けする裏稼業で……。
そんな作品で阿部がふんしたのはエリート藩士の小林寛之進。今回の特報映像にもある通り、寛之進は上司の逆鱗に触れて左遷され、“蚤とり”になるように命じられる。戸惑いながらも“蚤とり”として新たな生活を送る寛之進は女性たちに「愛」を届けようと奮闘するが、映像の最後では思いを寄せる相手・おみね(寺島しのぶ)から「下手クソが!」と言い放たれて、ぼうぜん。男にとってキツすぎる言葉をかけられた寛之進が再びたちあがることができるのか心配になってしまう。
綿密な時代考証を基にユーモアを交えて当時の社会を表現する今作には、豊川悦司、斎藤工、風間杜夫、大竹しのぶ、前田敦子、桂文枝といった豪華なキャストが集結している。ティザーポスターは東洲斎写楽(とうしゅうさいしゃらく)による浮世絵「三世大谷鬼次の奴江戸兵衛」(さんせいおおたにおにじのやっこえどべえ)をイメージした仕上がりになっているが、寛之進の鼻の頭には蚤、首元にはキスマークが描かれている。(編集部・海江田宗)
映画『のみとり侍』は5月18日より全国公開