GENKING、性別適合手術公表への不安あった…ファンからお祝いの声が殺到
タレントのGENKINGが、29日に自身のInstagramで性別適合手術を公表すると決めた時の心境を告白。「今回、TVで公表するのも正直不安で悩み、凄く怖かった」とつづると、自身が同手術を受けた理由なども書き連ねた。
同日放送されたテレビ番組「ノンストップ!」で、昨年タイで性別適合手術を受けてきたことを発表したGENKING。同日にInstagramも更新すると、すでに戸籍も女性とし、名前も元輝(げんき)から沙奈(さな)に改名していることを報告している。
GENKINGはInstagramで、「自分に嘘をついて生きてるのが一番辛かった」と記している。芸能界デビューした当初は、幼い頃からの夢であった芸能界に入ることができて全てが報われると思っていたが、「実際に幸せな気分を味わえたのは初めの3ヶ月くらい。“性別”の悩みは消えることはなく、強くなる一方でした」と振り返る。
「イジメや偏見が怖くて、自分を“ユニセックス系”と偽ることで、余計に本来の自分と芸能人GENKINGとの差が広がっていきました」と当時全てにおいて無理をしていたと表現する彼女。そして一度所属していた芸能事務所を離れて、「本来産まれるべき姿に戻る為」タイに向かい手術を受けることを決意したという。GENKINGは、昨年1月に性同一性障害と診断されたことを明かしていた。
また「決して、性別適合手術を誰かに推めるつもりはありません。あくまでこれは私の場合の話であり、私はそれで心が安定する時間が増えました」とも主張。だが彼女は新たな人生の幕開けに、「今は、“沙奈”としての新しい人生を歩んでいます。仕事、プライベート、恋愛。“女”として全て0からのスタートです」ともつづっている。
GENKINGの告白に、ファンからは「素敵!応援する!」「沙奈ちゃん!頑張ってください」「本当の自分になれたこと。素晴らしいことです!」「沙奈さん、とっても綺麗ですよ」とエールが殺到。また彼女がハッシュタグなどで「#genkingうまれ変わりました」という表現を用いていることから、「おめでとう!さなさん」「happybirthday!」「沙奈 誕生おめでとう」「Happy birthday!!!沙奈さん」という“誕生を祝う”声なども届いている。(濱島裕)