メン・イン・ブラック新作、『ワイルド・スピード』監督がメガホンか
大ヒット映画『メン・イン・ブラック』シリーズの新作スピンオフ作品で、『ストレイト・アウタ・コンプトン』『ワイルド・スピード ICE BREAK』などのF・ゲイリー・グレイが監督交渉中だとDeadlineが報じている。
『メン・イン・ブラック』シリーズは、地球で暮らすエイリアンの監視を任務とする秘密組織MIB(メン・イン・ブラック)エージェントの奮闘を描いたSFコメディー作品。新作スピンオフでは、オリジナル版と同じ世界を舞台に新たなキャラクターを主人公に据えるそうで、オリジナル版キャストのウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズはカムバックしないようだ。『アイアンマン』のアート・マーカム&マット・ハロウェイがすでに脚本を執筆済みで、スタジオもそれに満足しているという。
そんな新作スピンオフ作品の監督候補にあがっているのが、近年絶好調のグレイ監督。伝説的グループN.W.A.の軌跡に迫る実録音楽ドラマ『ストレイト・アウタ・コンプトン』が全米興行収入3週連続1位を獲得するヒットを飛ばし、人気シリーズの第8弾『ワイルド・スピード ICE BREAK』を2017年全世界映画興行収入ランキングの第3位へと導くなど、目覚ましい活躍ぶりを見せている。過去シリーズ同様に、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮、ウォルター・F・パークス&ローリー・マクドナルドが製作を務めることになっている。2019年5月17日全米公開予定。
また、このスピンオフとは別に、チャニング・テイタム&ジョナ・ヒル主演作『21ジャンプストリート』(日本劇場未公開)とのクロスオーバー作品も進められているという。(編集部・石神恵美子)