『クローバーフィールド』新作いきなり配信スタート!Netflixで今日から
『スター・ウォーズ』シリーズのJ・J・エイブラムスが生んだ『クローバーフィールド』シリーズ最新作『クローバーフィールド・パラドックス』が、本日2月5日に動画配信サービスNetflixで世界同時配信された。
未知の巨大生物がニューヨークを蹂躙するさまをドキュメンタリー調で描いた『クローバーフィールド/HAKAISHA』(2008)、謎のシェルターで生活する3人の男女の心理劇『10 クローバーフィールド・レーン』(2016)と、予想外の展開を見せてきた『クローバーフィールド』シリーズ。これまでにも、タイトルを発表しないままいきなり予告編を公開するなど、さまざまな仕掛けでも観客を楽しませてきた。
公開時期が注目されてきた今回の新作でエイブラムスは、告知なしのネット配信を選択。配信前日の2月4日夜には、Netflixから「未来は明るいはずだった。 #世界直撃」という文字だけの動画広告や渋谷駅東急の屋外広告が出され、一部ネットユーザーの間で話題にのぼっていた。
舞台は近未来。世界各国の宇宙飛行士が、地球のエネルギー危機を解決するため実験を行っていた宇宙ステーションで予想外の事態に直面する姿を描く。予告編によると、『クローバーフィールド/HAKAISHA』で地球を襲った巨大生物はどうやって生まれたのか? 10年間の謎を紐解く内容になりそうだ。
監督は2015年に『トラブルメーカー』(日本未公開)で長編映画デビューを果たしたばかりの新鋭ジュリアス・オナー。『イングロリアス・バスターズ』のダニエル・ブリュールをはじめ、ロジャー・デイヴィス、エリザベス・デビッキ、デヴィッド・オイェロウォ、さらにチャン・ツィイーなど実力派が集結している。(編集部・入倉功一)