吉沢亮、「中学時代は死ぬほどモテた」けどバレンタインデーは…?
俳優の吉沢亮が12日、大阪市内で行われた映画『リバーズ・エッジ』の舞台挨拶で学生時代のバレンタインデーの思い出に触れ、自身のモテエピソードを披露した。イベントには吉沢の他に、主演の二階堂ふみ、行定勲監督も登壇した。
『リバーズ・エッジ』は1993年から1994年にかけて雑誌「CUTiE」で連載された岡崎京子の同名コミックを実写映画化した青春ドラマ。女子高生のハルナ(二階堂)と、彼女と心を通わせる同性愛者の同級生・山田(吉沢)を中心とした若者たちが抱える不安や欲望を映し出す。
原作コミックの単行本が発売された1994年に生まれた吉沢と二階堂は、劇中で1990年代に生きる高校生を演じた。ヒロインを演じた二階堂は「ファッションや言葉はその時代特有のものがあったりしますけど、感じてきた気持ちや精神状態はどの世代も同じだと思います」と撮影中の胸中を語り、吉沢も「ファッションや音楽は違うと思うんですけど、若い子特有の昇華しきれないエネルギーは一緒だと思います」と普遍的なテーマをアピールした。
また2日後の14日はバレンタインデーということで、話題は映画から学生時代のバレンタインデーの思い出へ。二階堂は「高校生の時は好きな子に手作りのチョコをプレゼントしていました」と告白。一方の吉沢は「僕が小学校6年生くらいから“友チョコ”が流行りはじめたので、男がチョコをもらうことはなかったですけどね……」と前置きしつつ、「“どうせチョコあまってるんでしょ?”って言いながら自分から女の子にチョコをもらいに行ってましたよ」と意外なエピソードを披露。すると隣の行定監督が「チョコをもらっている奴はだいたいそんなことを言うんだよ」とツッコミを入れ、会場の笑いを誘っていた。さらに司会者から「学校帰りに女の子が待ち伏せしてチョコを渡されたりもしなかった?」と問われると「中学時代は死ぬほどモテましたけど、本当にそれはなかったですよ!」と語り、さらに会場を盛り上げていた。(取材・文:スズキヒロシ)
映画『リバーズ・エッジ』は2月16日より全国公開