高橋一生、斎藤工との“プラトニックな関係”にコメント
俳優の高橋一生が17日、大阪市内で行われた映画『blank13』の舞台挨拶に出席。同作で監督を務めた斎藤工との“プラトニック”な関係について語る一幕があった。
『blank13』は俳優の斎藤工が「齋藤工」名義でメガホンをとった家族ドラマ。13年前に蒸発した父親が、余命わずか3か月の状態で発見されたことから再び動き始める家族の物語をつづる。主人公コウジを高橋が演じ、父親をリリー・フランキーが好演。さらに監督も務めた斎藤や松岡茉優、金子ノブアキ、佐藤二朗らが共演している。
今作が斎藤とは初顔合わせとなった高橋。過去に斎藤が高橋との関係について「俳優仲間や友人よりもプラトニックな、でも結婚とかよりもっと深い関係」と紹介したことについて司会者が聞くと、高橋は「触れなくても近くにいなくてもいい感じですね。でもこれお付き合いしていることが前提になっていますよね?」とコメントし会場の笑いを誘った。
そして高橋は撮影現場でのエピソードも披露。斎藤が出演するシーンでは助監督がスタートの合図をし、演技の終わった斎藤が兄役の衣装を来た状態でカットをかけていたそうで「不思議な感じでしたね。お芝居が終わってしばらく間があって……静かに『カット』って(笑)」と現場での斎藤をマネしてみせた。
また高橋が演じたコウジに「甲子園出場」という夢があることに触れて、司会者が高橋に小さい頃の夢を聞くと、高橋からは「考古学者」という意外な答えが。小さい頃に知ったピラミッドに興味を惹かれ、考古学を学びたいと思っていたそうで「僕の中で吉村作治さんはヒーローです」と明かしていた。
さらに本作では、お笑いコンビ・野性爆弾のくっきーやピン芸人の永野と共演した高橋。司会者から今後共演したいお笑い芸人について聞かれるとFUJIWARAの原西孝幸の名を挙げて「大好きなんですよ! 一日中ずっと見ていたいです!」と齋藤監督の次回作での共演に期待をにじませていた。(取材・文:スズキヒロシ)
映画『blank13』は全国公開中