『メッセージ』『博士と彼女のセオリー』作曲家ヨハン・ヨハンソンさん急逝48歳
映画『メッセージ』『ボーダーライン』などドゥニ・ヴィルヌーヴ監督との度重なるタッグで知られるアイスランド出身の作曲家ヨハン・ヨハンソンさんが9日(現地時間)、ドイツ・ベルリンのアパートで死亡しているところを発見された。48歳だった。Deadlineなどが報じている。
ヨハンソンさんの死についてマネージャーから発表があったものの、詳しい死因などは明らかになっていない。『悪童日記』『プリズナーズ』を手掛けたヨハンソンさんは、『博士と彼女のセオリー』(2015)で第72回ゴールデン・グローブ賞音楽賞を受賞、第87回アカデミー賞でも同部門にノミネートされ、一躍注目を浴びた。
以降も、『ボーダーライン』(2016)で第88回アカデミー賞作曲賞ノミネート、『メッセージ』(2017)で第74回ゴールデン・グローブ賞音楽賞ノミネートと、近年、ヴィルヌーブ監督作とのタッグ作で目覚ましい活躍を見せていた。
ヨハンソンさんは現在ポストプロダクション中の、『ドラゴン・タトゥーの女』などのルーニー・マーラ主演でマグダラのマリアを描く新作映画『メアリー・マグダレン(原題) / Mary Magdalene』の音楽も担当していた。(編集部・石神恵美子)