トム・クルーズ、骨折シーンも映画に使う!『ミッション:インポッシブル』第6弾予告編
トム・クルーズが不可能なミッションに挑む凄腕エージェントを演じる大ヒットスパイアクション第6弾『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』から、トムの決死のスタントを集めた日本版予告編が公開された。
生きてるのが不思議!『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』予告編
何事にも全力で挑む姿勢で知られ、危険なスタントも、可能な限り自らこなすトム。そんな彼が生身で挑む常識破りのアクションもシリーズの見せ場となっており、これまで、世界一高い超高層ビルから宙づりになったり、時速400キロ以上で飛ぶ軍用機の外側に張り付いたりと印象的なシーンを作り上げてきた。
ファン待望となる新作の予告編は、いきなりトムが山脈を飛行するヘリコプターにロープでぶら下がり、そのまま落ちるショッキングなアクションからスタート。高さ600メートル、ビルにして約110階相当というノルウィーの絶壁「プレーケストーレン」でのクライミングや、パリ・凱旋門を猛スピードで駆け抜けるバイクシーンなど、55歳にして相変わらず全力投球なトムの姿を見ることができる。
さらに、撮影中にトムが骨折したことで話題となった、ビルの屋上に飛び移ろうとしたイーサンが壁にぶつかる、あのジャンプシーンも登場。横から見ると、いかに“不可能”な距離を飛んでいたのかが一目瞭然だ。
このシーンについてトムは、イギリスBBCのトーク番組「グラハム・ノートン・ショー」内で、「全速力でジャンプして、壁の一面にぶつかって、這い上がり、カメラの側を走っていくという撮影だったんだ。(ぶつかって)瞬時に骨折したことを悟った。それでも、カメラの側を走り抜け、そのショットをものにした。あの横顔のショットはどちらも映画に出てくるんだ」と骨折しても撮影を続けたばかりか、カットの一部が本編に使用されていることを明かしている。今回も、スクリーンからトムのパワーがほとばしる一作になりそうだ。
メガホンを取ったのは、前作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』を手掛けたクリストファー・マッカリー。サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソンなど前作からの続投メンバーに加え、イーサンの妻ジュリアを演じるミシェル・モナハン、さらにスーパーマン役で知られるヘンリー・カヴィルが、イーサンのライバルとなるCIAエージェント・ウォーカー役で出演する。(編集部・入倉功一)
映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は8月3日より全国公開