桜庭ななみ、免許取得し撮影のぞむも運転シーンがカット!仰天エピソードも
女優の桜庭ななみが17日、TOHOシネマズ新宿で行われた映画『マンハント』公開記念舞台あいさつに福山雅治、池内博之と共に出席し、自動車運転にまつわる驚愕のエピソードを披露した。
本作は『男たちの挽歌』『レッドクリフ』などを手掛けた巨匠ジョン・ウー監督が贈るアクションエンターテインメント映画。1976年に高倉健さん主演で公開された『君よ憤怒の河を渉れ』を再映画化。オール日本ロケを行い、オリジナルを大胆にアレンジした壮大なアクション大作になっている。
桜庭といえば、マカオ国際映画祭や北京や台湾で行われたプレミア上映で流ちょうな中国語を披露するなど、国際派女優として活躍している努力家で知的なイメージがある。今作でも、車を運転するシーンがあるため運転免許証を取得したというが、残念ながらそのシーンはカットされてしまったという。
そのエピソードに触れられた桜庭は「そうなんです。運転シーンも撮影したのですが、わたしは(車の)ブレーキを踏んだら、それで車が『とまる』と思っていたんですよ」と発言。「ブレーキを踏めば車が止まる」というのは普通の発言のため、福山をはじめ登壇者も「そうだよね。止まるよね」と頷いていたが、司会者が突っ込むと、どうやら桜庭が伝えようとしてたのは「ブレーキを踏めば、エンジンも停止すると思っていた」ということらしく、車が止まったあとブレーキから足を離して車を降りたため、車だけが走り出してしまったそうだ。
その後の顛末は語られることがなかったが、福山が「スケールの大きな現場だから大丈夫」とフォローすると、桜庭も「みなさんのハートもスケール感が大きく許してもらえました」と事なきを得たようだ。
また、スケールが大きいという意味では、桜庭は本作で福山演じる矢村刑事の助手役を務めているが、クランクアップを2度経験したという。桜庭は「一度撮影がすべて終わって、大きな花束をいただいて東京に帰ったのですが、1か月後ぐらいに『もう一度来てください』って言われて。そこでまたクランクアップしたんです」というエピソードを披露。福山は「2回もクランクアップするなんて日本では聞いたことがない。スケールが違いますよ」とおどけながら語っていた。(磯部正和)
映画『マンハント』は全国公開中