人気声優・久保ユリカ“猫”映画で初主演「生身の芝居に緊張」
アニメ「ラブライブ!」の小泉花陽役や、声優ユニット「μ's」のメンバーとして知られる声優の久保ユリカが22日、東京・秋葉原にある猫カフェ「MOCHA」で行われた映画『猫カフェ』製作発表記者会見に出席し、初主演の意気込みを語った。会見には沖田光監督、MOCHAの名物ねこ・ぶりちゃんも登場した。
「猫の日」であるこの日に発表された本作は、猫カフェ「MOCHA」で働く桜木さくらを主人公に、猫たちが紡ぐ心優しい4つのエピソードからなる物語。5月3、4、5日に開催される「秋葉原映画祭2018」に正式出品されることが決定している。
映画初主演を務める久保は「今、声優をベースに仕事をしている中で映画に出させてもらうのは新鮮ですが、それ以上に初出演なのか、初主演なのかわからないくらい、とても貴重な経験をさせていただけるなと思っています」と話すと、「久しぶりに生身の自分でお芝居をするので、緊張しつつ、ドキドキしつつ、今から撮影に入るのが楽しみです」と声を弾ませた。
また、「にゃんこちゃんと触れ合うことのない人生だったので、抱っこの仕方もわからないところからのスタートですが、店員の皆さんにご指導いただきつつ、(猫に)嫌われないように仲良くやっていきたい」と笑みをこぼすと、「監督が猫がお好きで、それがわかる雰囲気が出ているので、監督らしい映画を撮っていただけるとすごく素敵なものになるんじゃないかな」と期待を込めた。
役づくりについては、「コメディーやハイテンションな作品ではないため、ナチュラルなお芝居をしたときに暗く見える心配があるので、監督からは『ナチュラルな明るさや天真爛漫さをお見せできるように』と話がありました」と明かすと、「クランクインしてから一緒に作っていけたらいいなと思います」と意気込んだ。
さらに、オール秋葉原ロケになるということで、「声優ということで、アニメやサブカルチャーに携わっているのでゆかりがあり、定期的に訪れる場所ですが、こんなにガッツリとロケをすることはなかったので、(秋葉原の)新しい一面が見られるのかな」と予想すると、「秋葉原に猫カフェがあることも初めて知ったので、それも皆さんにお伝えできたらいいな」と目を輝かせた。(取材:錦怜那)
映画『猫カフェ』は初夏公開予定