大杉漣さん急性心不全で急死 66歳 ドラマ「バイプレイヤーズ」本日分は放送
俳優の大杉漣さんが21日、急性心不全のため亡くなったことが明らかになった。66歳だった。大杉さんが所属する株式会社ザッコが公式サイトやFacebookなどを通じて発表した。
所属事務所では「弊社所属の大杉漣が、2018年2月21日午前3時53分に急性心不全で急逝いたしました。(享年67)」と報告。本人、家族の意向により葬儀は親族のみで執り行うといい、関係者やファンへの感謝を述べた。
大杉さんが出演していたテレビ東京系ドラマ「バイプレイヤーズ ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」(毎週水曜21:54~全5話)の公式サイトでは、「俳優・大杉漣さんが、本日、急性心不全のため急逝されました。心よりお悔やみ申し上げます」と報告。本日予定している第3話については、遺族、共演陣の意向を受けて予定通り放送される。2月28日(第4話)、3月7日(第5話・最終回)の放送については「現在検討中です」としている。
大杉さんは、1974から1988年の解散まで転形劇場に所属。1980年代から映画界で活動し、北野武監督作品『HANA-BI』(1997)、崔洋一監督作品『犬、走る DOG RACE』(1998)などで数多くの映画賞を受賞。幅広い役柄を使い分ける実力派俳優として、映画・ドラマ・舞台・CMとさまざまな分野で活躍。昨年1月には日本テレビ系「ぐるぐるナインティナイン」の人気コーナー「グルメチキンレース・ゴチになります!」のレギュラーとなり、お茶の間にも親しまれた。(編集部・入倉功一)