舞台おそ松さんキャスト集合!「天下取る」東京公演前に自信
人気テレビアニメの舞台化作品「おそ松さん on STAGE ~SIX MEN'S SHOW TIME 2~」の東京初日公演を前に、同作の出演者たちが報道陣の取材に応じ、意気込みを語った。
赤塚不二夫さんの漫画「おそ松くん」を原作とした「おそ松さん」は、クズでニートな大人に成長した6つ子を主人公としたギャグアニメ。2016年に上演された舞台版は全公演で“満員御礼”となる大ヒットを記録。そしてこのたび、第2弾が実現した。メインキャストとなる6つ子、および6つ子のイケメンバージョン“F6”役のキャスト陣は続投となり、よりパワーアップした舞台が展開される。
一松役の北村諒が「第2弾ということで、1より確実にパワーアップしているので、満足していただける作品だと思う」と自信をのぞかせれば、トド松役の赤澤遼太郎は「天下を取れる舞台だと思うので(笑)。ニートと童貞が天下を取りにいこうと思っていますので、よろしくお願いします」と大きく宣言した。
2月23日から26日には、東京に先駆けて大阪で公演が行われており、F6おそ松役の井澤勇貴は「大阪公演から始まって、次が東京公演というかたちは、前作と同じ。大阪の人はお笑いに厳しいので、引っかかる点があったのですが、そこをキャスト全員、(演出の)小野真一さん、スタッフの協力のもと、無事にクリアできたと実感したので、今回の東京公演もたぶん大丈夫だと思っています」と語る。
おそ松役の高崎翔太は「今回は前作以上にけいこして、しっかりと作り上げたものを大阪で披露しました。舞台というのはやはり、お客さんが入って完成するものだと思うのですが、お客さんの笑いや涙を感じました。お客さんの“待っていました”感をひしひしと感じて、(そのプレッシャーを)はねのける僕たちの芝居というものも大阪の人が教えてくれました。東京でもまたそれを出せたら」と語り、そして「残り15公演と思わず、松野家の一生を背負うような、そんな第2弾になればいいなと思います。第10弾くらいまで続いていくような、いつか童貞を卒業して幸せな結婚を迎えられるような、そんな舞台にしたいと思います」と抱負を口にした。(取材・文:壬生智裕)
舞台「おそ松さん on STAGE ~SIX MEN'S SHOW TIME 2~」は3月11日まで TOKYO DOME CITY HALL にて上演