真野恵里菜、野島伸司に結婚の夢を崩された!?
女優の真野恵里菜が8日、スペースFS汐留で行なわれたdTV×FOD共同製作ドラマ「彼氏をローンで買いました」大ヒット祈願イベントに横浜流星と共に登壇。劇中、恋愛や結婚に対してシビアな視点で描かれていることに「(脚本を担当している)野島(伸司)さんに夢を崩されている感じがして、ちょっと辛いです」と微妙な乙女心をのぞかせていた。
本作は、数々の話題作を世に送り出してきた脚本家・野島伸司が書き下ろしたオリジナルストーリー。エリートと結婚して専業主婦になることを夢見る主人公・多恵(真野)が、夢を実現させるために猫をかぶって生活するも、たまっていくストレスを発散するために月々3万9,800円のローン彼氏(横浜)を購入したことから起こる騒動を描く。
真野は、自身が演じた多恵について「年収が高くてイケメンの本命彼氏がいるのに、その人の前で猫をかぶりすぎでストレスがたまってしまい、ローンで彼氏を買うという設定が最初よくわからなかった」と率直な感想を述べると、「撮影をしていくうちに、恋愛がどうとか、結婚がどうとか、浮気がどうとか、離婚がどうとか……とてもシビアな現実を突きつけられているようで『結婚ってそんなに大変なんだ』と思っちゃいました」とやや寂しそうな表情を見せる。
一方の横浜も、劇中、受付嬢が本音でトークを繰り広げる会話に「普段こんな話をしているんだと思ったら、女性が怖くなりました」と正直な胸の内を明かすと、客席の女性たちは苦笑い。すると真野は「女性みんながああではないからね」とフォローしていた。
またこの日は、作品にちなんで“猫かぶり度診断”が実施された。真野は以前、出演している映画『不能犯』の初日舞台あいさつでも心理テストが行なわれ、「腹黒い女性」と診断されたことがあったので「嫌なんですよね」とつぶやく。それでもテストが行なわれると、結果は「そこそこ猫かぶりをする人」という診断に。「時と場合をみながら自分をさらけ出すかどうか決める、少しずるいタイプ」と解説されると「まあ、時と場合によりますかね……」と苦笑いを浮かべていた。
会場には“超猫かぶり女子”という診断を受けた人もいたが、真野は「猫かぶる女子は頑張って好かれようとしているので、男性は面倒くさいと思わないで!」と客席に訴えかけていた。(磯部正和)
dTV×FOD共同製作ドラマ「彼氏をローンで買いました」は3月9日より配信