佐藤健&高橋一生、初共演!映画『億男』キャスト発表
映画プロデューサーの川村元気による小説を『3月のライオン』や『ミュージアム』などの大友啓史監督が実写化する映画『億男』(10月19日公開)の出演者が発表され、佐藤健と高橋一生が本作で初共演することが明らかになった。
同作は宝くじで3億円を当てた図書館司書の一男が、お金を巡って、幸せのあり方、家族のあり方、友情のあり方などを問われながら億万長者たちと向き合い、その答えを探しだす姿を描くマネーエンターテインメント作品。『るろうに剣心』シリーズ以来4年ぶりに大友監督とタッグを組む佐藤が突如大金を手にする一男を、一男の大学時代の親友で卒業後に起業して巨万の富を得ていたはずなのだが、一男の3億円を持って失踪してしまう九十九を高橋が演じる。
2人のほか、一男の「お金を巡る旅」の案内人として藤原竜也、北村一輝、沢尻エリカ、池田エライザらが出演する。脚本は今作が初映画脚本となる「ドラゴンクエスト」シリーズの開発などで知られる渡部辰城が担当している。(編集部・海江田宗)
佐藤健、高橋一生、大友啓史監督のコメントは以下の通り
<佐藤健>
主人公の一男は、どん底の借金生活から一転、宝くじで3億円が当たったことをきっかけに、様々な“お金のスペシャリストたち”と出会い、話を聞き、葛藤しながら、正しいお金の使い方を模索していきます。お金に関しての目から鱗が落ちるような台詞の数々に、僕自身も一男と共に、お金というものに対して人生で初めてこんなにも考えを巡らせました。すでに年始にモロッコでのロケを終えまして、相変わらずの大友組のスケールの大きさと一生さんの芝居の巧妙さに震えおののいておりますが、なんとか食らいついていきたいと思います。曲者揃いの“お金のスペシャリストたち”のキャスティングにもご期待ください。
<高橋一生>
お金があれば幸せなのか、お金がなくとも幸せなのか。世界には多くの人がいて、人の数だけ正解があるように感じます。この度参加させていただきます『億男』の劇中にも、それぞれに答えを求める人間が出てきます。全てを手に入れられるのに全てを諦めているような導きの神のようで、迷える子羊のような九十九という魅力的な人間をこの大友組で作れること、幸せです。共演者の方々、携わるスタッフの方々と共に、お金と幸せを巡る旅を充実させたいと思います。
<大友啓史監督>
「龍馬伝」から『るろうに剣心』三部作と、濃密な時間を一緒に走ってきた佐藤健君と4年ぶりの現場。しかも、初めての現代劇。既に終えたモロッコ撮影では、お金に振り回される等身大の青年・一男を、ニュートラルに魅力的に演じてくれています。『3月のライオン』に続いての高橋一生さん、今回の九十九役は、彼の豊潤な引出しの中から、贅沢に、そして多面的にその魅力を引っ張り出す絶好の役だと思います。お金を巡る「地獄巡り」のストーリーにふさわしく、一筋縄ではいかない役者たちが揃いました。主人公一男の冒険、僕自身が誰よりも楽しみにしています。ご期待ください。