ウルトラマンジード・ヒロイン山本千尋、念願の時代劇ドラマ出演!
特撮ドラマ「ウルトラマンジード」でヒロインの鳥羽ライハを演じた山本千尋が、5月からスタートするNHK土曜時代ドラマ「そろばん侍 風の市兵衛」に出演することが決定した。得意の中国武術で世界大会の優勝経験を持つ山本は、本作で清国から来た女剣士を演じる。
町民文化が花開く江戸時代・文政期を舞台とする本作は、武士の家計を預かる、現代の会計士兼経営コンサルタントともいえる渡り用人の活躍を描く時代劇。剣の達人でもある唐木市兵衛(向井理)は、得意のそろばんで武家や大商店などさまざまな家を渡り歩き、時に悪を成敗するために“風の剣”をふるう。ドラマは全9回放送、3部構成のストーリーで市兵衛の活躍を描く。
山本が演じるのは、市兵衛をつけねらう清国から来た女剣士・青(セイ)。剣を手に市兵衛に襲いかかる役どころだ。3歳から中国武術を学び、多くの世界大会で優勝経験を持つ実力派の山本は、2014年に映画『太秦ライムライト』で映画初出演ながらヒロインを演じ、翌年のジャパンアクションアワードでベストアクション女優賞を獲得。山崎賢人主演「キングダム」連載10周年実写特別動画や、映画『BRAVE STORM ブレイブストーム』にも出演するなど、アクションを得意としてきた。今回は役のために自らのスキルを生かした“清国風”の殺陣を研究したといい、劇中でも剣裁きのアクションを披露する。
山本は、時代劇に出ることを以前から目標としていたといい、「3歳からはじめた中国武術は私にとって自分の人生の一部だと思っているので、青を演じることができるのはとてもありがたく、幸せなことです。18年目になる今も、難しさやすばらしさ、新しい発見を毎日感じています。青を通して、私の強い想いが伝わるといいなと思います」と喜びを口にした。
向井が主人公にふんする本作は、辻堂魁の人気シリーズのドラマ化で、原田泰造、加治将樹、橋本マナミ、渡辺いっけい、筒井道隆らがキャストに名を連ねる。(編集部・大内啓輔)
ドラマ「そろばん侍 風の市兵衛」は5月19日よりNHK総合で放送(毎週土曜よる6時05分~)