瑛太、疑惑の“元少年A”に…生田斗真と極限の友情『友罪』予告編
瑛太が疑惑の“元少年A”を演じた映画『友罪』から、罪と対峙する人々の姿を切り取った予告編と本ポスタービジュアルが公開された。
薬丸岳の小説を基にした本作は、かつて世間を震撼させた事件を起こした少年Aのその後を活写したヒューマンサスペンス。ある町工場で働き始めた元週刊誌ジャーナリストの益田(生田斗真)は、他人との交流を頑なに避ける鈴木(瑛太)と少しずつ友情を築いていく。そんな折、17年前に日本中を震撼させた凶悪事件を彷彿させる児童殺人事件が起こり、ネットに拡散していた少年Aの写真を見た益田は、そこにまだ幼さの残る鈴木が写っていることに愕然とする。果たして、今回の凶悪事件も彼の犯行なのか……。
益田と鈴木がカラオケを楽しむシーンから始まる予告編は、「心を許した友は、日本中を震撼させた元少年Aだった」というナレーションから空気が一変し、「友達なら教えてくれよ……、なにやったのか」と鈴木に問う益田の震えた声が響く。さらに、加害者の父親として贖罪に向き合うタクシー運転手役の佐藤浩市や、壮絶な過去を持つOL役の夏帆、益田の元恋人であるジャーナリスト役の山本美月、鈴木の少年院時代の担当法務教官役の富田靖子ら豪華キャストも次々と登場。最後には、静かにほほ笑む鈴木と、咽び泣き鈴木に謝罪する益田の姿が映し出され、彼らの“極限の友情”の行方が気になる内容に仕上がっている。
メガホンを取ったのは、『64-ロクヨン-』の瀬々敬久監督。「“覚悟”というよりは、こういう世界があってほしい“願い”と言えるかもしれません」と本作への熱い思いを語っている。(編集部・吉田唯)
映画『友罪』は5月25日より全国公開