佐野勇斗って?『ちはやふる』続編で注目キャラ演じる人気若手
公開中の広瀬すず主演映画『ちはやふる -結び-』で、新星・佐野勇斗が新キャラクターとして登場し、独特の個性を放っている。
同作は、末次由紀のヒットコミックを原作に、競技かるたに打ち込む高校生たちの青春を描いた『ちはやふる -上の句-』『-下の句-』に続くシリーズ完結編。ヒロインの綾瀬千早を広瀬が演じるほか、野村周平(真島太一役)、新田真剣佑(綿谷新役)、上白石萌音(大江奏役)、矢本悠馬(西田優征役)らが続投している。佐野が務めるのは、本作で新しく登場した筑波秋博役。
筑波は、千早たちが所属する高校の競技かるた部に入部してくる新入生。かるた経験者であることからプライドが高く、部の先輩たちと衝突してしまうことも。そんな“後輩らしくない後輩”は、新キャラとしてインパクト大な登場を遂げる。視線の動きや一見するとアンニュイな雰囲気は独特で、広瀬たち続投組の作り上げた世界観を壊すことなく存在感を示している。
2016年に放送されたドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」への出演で注目を浴びた佐野。1998年、愛知県生まれで、3月23日に二十歳の誕生日を迎える。ドラマ「トドメの接吻(キス)」への出演も記憶に新しいが、今年は『-結び-』を皮切りに、映画『羊と鋼の森』『青夏 Ao-Natsu』『3D彼女 リアルガール』『走れ!T校バスケット部』など多数の出演作の公開が控えており、さらなるブレイク必至の人気若手俳優の1人。
また、佐野は2014年に結成された5人組ボーカルダンスユニットM!LKのメンバー。グループとしてこれまでに7枚のシングルとアルバム1枚を発表しており、3月25日からは初めての全国ホールツアーが開始する。(編集部・小山美咲)