ジャニーズWEST小瀧望、デビュー当時を語る!
映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』の公開記念イベントが13日、新宿バルト9で行われ、黒島結菜、小瀧望(ジャニーズWEST)、高杉真宙、篠原哲雄監督が出席した。作品にちなみ卒業式や一歩を踏み出した瞬間について聞かれた小瀧は、ジャニーズWESTとしてデビューしたときの思い出について語った。
累計120万部を突破しているいくえみ綾の人気少女コミックを実写映画化した本作。原作を大切にしたいという思いから原作と北海道でオールロケを実施し、まっすぐで不器用な等身大の女子高生・糸真(黒島)と、クールで上から目線の俺さま系モテ男子・弦(小瀧)、ゆるふわモテ男子・和央(高杉)らが、友情や恋愛を育んでいく姿を描く。
この日は、卒業式シーズンということで、それぞれの卒業にまつわるエピソードトークを展開すると、小瀧は、ジャニーズWESTがデビューを果たしたときのことを振り返り「発表のとき、僕は高校2年生だったのですが、不安や期待など複雑な環境の中、幼なじみが舞台が終わったあとに待っていてくれて、メッセージを書いてくれたアルバムをくれたんです。そのとき、応援してくれたり、支えてくれる人のありがたさを感じました」としみじみと語ると「社会に出たり新しい環境になると、悩むことは当たり前にあると思いますが、それを乗り越えていくことで成長できると思うんです。21歳の僕がいうのもおかしな話ですが……」と客席に向けてメッセージを送っていた。
一方、高杉は「劇中、弦と和央が(女の子に制服の)ボタンで追いかけられているのがうらやましいと思ったんですよね」とつぶやくと「家にちゃんとボタンついた制服あるからね。共学だったのですが、周りではボタン争奪戦で、ネクタイまでなくなっている奴がいたのに僕は無傷でした」と語ると会場からは「えー!」という声が上がる。司会者や小瀧から「高杉さんともあろう方が無傷で……。王子なのに」とあおられるも、高杉は「やめてください、そんな」とずっと謙遜していた。
また小瀧の熱いメッセージを聞いた高杉は「僕が一歩を踏み出す瞬間は敬語をやめるときです」と語ると「毎回現場で新しい出会いがあります。年下にはこちらからいかなくてはと思えますし、年上の方には少し甘えた気持ちですが、きていただければ……と思うのですが、同級生が一番難しい」と心境を吐露する。高杉の意見に、同級生の小瀧や黒島も「超えていく瞬間は難しい」「タメ口でいけるという瞬間があるといいんだけれどね」同調していた。(磯部正和)
映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』は全国公開中