ショック…「グレイズ・アナトミー」エイプリルとアリゾナが卒業
テレビドラマ「グレイズ・アナトミー」でエイプリル・ケプナーを演じているサラ・ドリューとアリゾナ・ロビンス役のジェシカ・キャプショーが第14シーズン限りで降板することを番組側が発表した。
The Wrap などによると、降板はクリエイターのションダ・ライムズと共同ショーランナーのクリスタ・ヴァーノフを含むプロデューサー陣の判断だったという。
「ジェシカ・キャプショーとサラ・ドリューの素晴らしい仕事のおかげで、アリゾナとエイプリルのキャラクターは永久に『グレイズ・アナトミー』の一部として残るでしょう。わたしたち脚本家の仕事は、ストーリーが行きたがる方向についていくことです。時にそれは、愛するキャラクターとのお別れを意味することもあります。才能あるこの2人の女優と仕事ができたのは楽しく、光栄なことでした」とクリスタは声明で述べている。
どのキャラクターでもお別れするのはつらいと言うションダは、テレビで取り上げられることが少ないLGBTQコミュニティと敬虔なクリスチャンを代表するアリゾナとエイプリルは、愛されたキャラクターだっただけでなく、象徴的な存在でもあったとコメント。「生き生きした演技で、これらのキャラクターに息を吹き込み、世界中の女性にインスピレーションを与えてくれたジェシカとサラには感謝してもしきれません。彼女たちは永遠にションダ・ファミリーの一員です」と語っている。
一方、二人の降板は1エピソードあたり57万5,000ドル(約6,325万円)の高額なギャラで契約更新したメレディス役のエレン・ポンピオのせいではないかと報じられたことに対し、ションダは父権的社会の考え方だと真っ向から否定。クリスタもこのような憶測は見当違いで、中傷的であり、降板はあくまでもストーリーの方向性によるものだとしている。(1ドル110円計算)(澤田理沙)