ジョン・トラヴォルタがマフィアのドン役!紆余曲折を経て公開へ
テレビシリーズ「アントラージュ★オレたちのハリウッド」のケヴィン・コナリーが、ジョン・トラヴォルタが主演するニューヨークマフィアのドン、ジョン・ゴッティを描いた話題作『ゴッティ(原題) / Gotti』の米公開が6月15日に決定したとInstagramで発表した。
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本作は2011年から長期にわたって企画されていた作品。ジョン・ゴッティをトラヴォルタが演じることは企画当初から決まっていたものの、それ以外のゴッティの家族を演じるキャスト陣は、アル・パチーノ、ジョー・ペシ、リンジー・ローハン、アンソニー・ホプキンスなどが候補に挙がったが全て降板。監督も、ニック・カサヴェテス、ジョー・ジョンストン、バリー・レヴィンソンなどが候補に挙がっていたが成立しなかった。結局、「アントラージュ★オレたちのハリウッド」で監督経験のあるコナリーが代役を務めた。
昨年ようやく撮影に入り、ライオンズゲイトの配給のもと公開予定だった。ところが、昨年12月公開前に同作のプロデューサーとライオンズゲイトとの間で、限定公開とホームビデオに頼るリリース方式などで対立があったようで、プロデューサーが同作を買い戻した経緯があった。今のところ、新たな配給会社は明かされていないものの、公開が決まったことで、ようやく日の目を見ることになったようだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)