クリステン・スチュワート、伝説の女優ジーン・セバーグさん役!
映画『トワイライト』シリーズで名をはせ、『アクトレス ~女たちの舞台~』でフランスのセザール賞を受賞したクリステン・スチュワートが、新作『アゲンスト・オール・エネミーズ(原題)/ Against All Enemies』で、伝説の女優ジーン・セバーグさん役に挑戦することが決定した。Deadlineほか複数のメディアが報じている。
本作は、映画『ウーナ』のベネディクト・アンドリューズ監督がメガホンを取る予定の政治スリラー作品。そのストーリーは、ジャン=リュック・ゴダールの『勝手にしやがれ』でヌーヴェルヴァーグの寵児となり、アメリカとフランスをまたにかけて30作品に出演したジーンさんが、公民権運動と反戦活動をし、さらに全米黒人地位向上協会(NAACP)やブラック・パンサーの援助をしたことで、1960年代後半から、違法FBI監視プログラム、Cointelproからマークされた事実を基に描いた作品になるようだ。
製作は、『ラ・ラ・ランド』のフレッド・バーガーと『ラビング 愛という名前のふたり』のブライアン・カヴァナー=ジョーンズの制作会社オートマティックと『栄光のランナー/1936ベルリン』のケイト・ガーウッドとスティーヴン・ホプキンスの制作会社メタルワーク・ピクチャーズが共同で製作する予定だ。
キャストには、すでに『不屈の男 アンブロークン』のジャック・オコンネルが若きFBIエージェントに、『デトロイト』のアンソニー・マッキーはアフリカ系黒人公民権運動の活動家ハキーム・ジャマル役を演じることが決定し、この度新たにクリステン・スチュワートが、ジーンさん役で加わることになった。クリステン・スチュワートが、どのような演技を披露するか注目だ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)