シネクイント7月6日復活!『最強のふたり』監督新作がオープニング作品に
2016年8月より渋谷PARCO建て替えのため一時休館となっていたミニシアター・シネクイントが、7月6日に2スクリーンの映画館として復活することが明らかになった。同じく渋谷の映画館・渋谷シネパレスが5月27日をもって閉館し、同所を改装して新・シネクイントが誕生する。
オープニング作品は、日本公開のフランス語映画で歴代最高の興行収入を上げた『最強のふたり』の監督コンビが手掛けた新作『セラヴィ!』に決定。ベテランのウエディングプランナー(ジャン=ピエール・バクリ)を主人公にした大人のエンタメ作で、人生で最も華やかなイベントの舞台裏で働く人たちの姿から“ハレの日”も“悩める日も”「これも人生(※フランス語でセラヴィ)、まぁ、いいか!」と全てを笑い飛ばすヒントをもらえる、映画館の新たな門出を祝うにふさわしい人間賛歌となっている。
シネクイントは1981年に渋谷PARCOパート3内にオープンした多目的ホール「スペースパート3」を前身とし、1999年7月に映画常設館としてスタート。ジャンルを問わず国内外の個性的で良質な作品を上映してきた。今回、これまでの1スクリーンから2スクリーンの映画館として生まれ変わるほか、渋谷で唯一のペアシートを導入するなど、“渋谷で一番、人と楽しさを共有できる映画館”として「リアルな感動・発見のあるライブエンターテインメントの提供」に取り組んでいくという。(編集部・市川遥)
映画『セラヴィ!』は7月6日よりシネクイントほかにて全国公開