渡辺直美、破天荒な母の思い出語る
タレントの渡辺直美が20日、都内で行われたディズニー/ピクサー映画『リメンバー・ミー』公開記念イベントに出席。家族の絆の大切さを謳う感動のストーリーにちなんで、破天荒な母親との思い出を語った。
第90回アカデミー賞で長編アニメ映画賞と主題歌賞を受賞した本作。1年に1度だけ他界した家族と再会できるとされる祝祭をテーマに、死者の国に足を踏み入れた少年が笑いと感動の冒険を繰り広げる。
日本語吹替え版のボイスキャストとして画家フリーダ・カーロの声を担当した渡辺は、カーロになりきったド派手な衣装で会場に登場し、マリアッチとメキシカンダンサーを従えてアカデミー賞主題歌賞を受賞した「リメンバー・ミー」を熱唱。
演じた声については「性格とかは本を読んだりして何となく知っていましたけど、なかなか声だけで演じるのは難しかったです」と振り返りつつ、「でも、熱い芸術家とは聞いていましたので、それを声で演じさせていただきました」と回顧。
映画の感想には「ずっと一人暮らしをしていますので、家族とのつながりを感じました」と目を細め、母親との思い出にも「母親といつも二人暮らしで、ずっと破天荒な母親でした。でも、わたしの好きな食べ物とかは頭に入っているので、おなかがすいたと思たらカツ丼や牛丼が出てきたりして。そういうところには家族のつながりを感じましたね。今食べたいものが伝わってるなと」とユーモアを交えて振り返った。(取材・文:中村好伸)
映画『リメンバー・ミー』は公開中