『パシリム』続編ボイエガ&イーストウッド来日!TOHOシネマズ日比谷で記念すべき初イベント
俳優のジョン・ボイエガとスコット・イーストウッドが26日、まもなくオープン予定のTOHOシネマズ日比谷で行われた映画『パシフィック・リム:アップライジング』ジャパンプレミアイベントに来場、本作がこけら落としの興行となるということで、鏡開きを行った。この日は同作に出演する菊地凛子と新田真剣佑、メガホンを取ったスティーヴン・S・デナイト監督、そして本作にピンポイントでの吹き替えを担当したメイプル超合金も来場した。
ギレルモ・デル・トロ監督作として2013年に公開されたSFアクションシリーズの第2弾となる本作は、人型巨大ロボット・イェーガーを操縦するパイロットたちの姿を壮大なスケールで活写する。この作品のプレミア会場となったのは、29日オープン予定の東京ミッドタウン日比谷。こちらでレッドカーペットイベントが行われるのは初となり、会場には約300人の観客が来場。周辺に集まった観客を合わせるとおよそ500人にもおよぶ観客が、同所初のレッドカーペットイベントを見守った。
レッドカーペットに降り立った豪華キャスト陣は、集まったファンにサインや握手など、日本のファンとのつかの間の交流を楽しんだ。デナイト監督はステージに立つと、「皆さん、あたたかく迎えてくれてありがとう! 去年、東京コミコンで来日した時に、『次に来た時は東京をぶち壊しますよ』と言ったんですけど、その夢がかないました! 皆さん楽しんでください」と会場に呼びかけ、盛り上げる。その後は、同じく29日オープン予定のTOHOシネマズ日比谷に場所を移動し、舞台あいさつを敢行。こちらは試写会ではなく、先行上映という形の興行扱いで、TOHOシネマズ 日比谷でのこけら落とし公演となった本作のチケットはあっという間に完売。会場はファンの熱気で充満していた。
会場に立ったボイエガは「日本の皆さん、集まってくれてありがとう! 少し公開が遅くなり、お待たせしてすみません! 今日初めてお披露目できるということで、楽しみにしてくださいね!」とあいさつ。スコットも「1作目の大ファンだったんで、この作品に関わることができてうれしいよ。この作品はファンの皆さんのために作った作品なので楽しんでくださいね!」と続けた。前作から森マコ役で続投となった菊地は、「前回に引き続き戻ってくることができました! この映画館、1作目という記念の上映作品になると聞きました。皆さんサポートをお願いします」とコメント。新田も「舞台は日本なので、ぜひとも大きなロボット、イェーガーが救いに来るところを体感してください」とアピールした。
また、デル・トロ監督から本作を引き継いだデナイト監督が「ギレルモは素晴らしい世界観とキャラクターを作り上げて土台を作ってくれた。もちろんこの映画は彼が作り上げたものを壊さないようにしながらも、さらに壮大なものを作るように心がけたんだ!」と呼びかけると、ボイエガが「皆さんの街を破壊して申し訳ありません! ぜひ楽しんでください」とちゃめっ気たっぷりに付け加えた。そして登壇者全員でTOHOシネマズ 日比谷のオープンを祝い、鏡開きを行った。(取材・文:壬生智裕)
映画『パシフィック・リム:アップライジング』は4月13日より全国公開