ダイアン・クルーガー、レジェンド小島秀夫監督と日本で対面!
人気ゲーム「メタルギア ソリッド」シリーズなどで知られる小島秀夫監督が23日、ヒューマントラストシネマ渋谷で行われた映画『女は二度決断する』ジャパンプレミア上映会に出席、主演のダイアン・クルーガーから「伝説の人と舞台あいさつに立つことができて光栄」と称賛されるひと幕があった。この日は俳優のデニス・モシット、ファティ・アキン監督も来場した。
カンヌ、ベネチア、ベルリンの世界三大映画祭での受賞経験がある俊英ファティ・アキン監督がダイアン・クルーガーとタッグを組んだ本作。ドイツ人によるテロ爆破事件で突然に愛する夫と息子を失った女性の苦難の日々を描き出す。ダイアンは本作の演技が認められ、第70回カンヌ国際映画祭女優賞を受賞している。
今回、渋谷のミニシアターであるヒューマントラストにダイアンが現れると会場は大歓声。客席のファンからのサインに応じるなど、つかの間の交流を楽しんだ。熱烈な歓迎を受けたダイアンはテンションも高く「ハロー!」とご機嫌な様子であいさつすると、「皆さんの前にやってくることができてとてもワクワクしています。わたしにとっても大事な作品になったので、気に入ってもらえたら口コミで広げてください。もし気に入らなかったら……何も言わないでね」とちゃめっ気たっぷりに付け加え、会場を沸かせた。
そしてこの日は、ダイアンと知り合いだという世界的ゲームクリエーターの小島監督も来場。ダイアンは「実は小島さんと初めて会ったのがロサンゼルスで。(小島監督の新作ゲーム『DEATH STRANDING』の)予告編を観させていただいた時に本当にビックリしたんです。小島さんは伝説の人だし、ファティ・アキン監督も伝説の人。今日は2人の伝説とステージに立つことができて、本当に光栄です」と紹介。アキン監督の映画の大ファンという小島は「ファティ・アキン監督のいろいろな作品を観てきましたが、今回の映画は集大成だと思います。僕の中では最高傑作です」と称賛。それを聞いたダイアンも「わたしもそう思います」と同意。さらにアキン監督も小島監督の才能をたたえ、小島監督も「光栄です」と笑顔。最後まで熱気あふれる舞台あいさつとなった。(取材・文:壬生智裕)
映画『女は二度決断する』は4月14日からヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開予定