「ルパン三世 PART5」浪川大輔、不二子の声もやってみたい？まさかの立候補
声優の浪川大輔と沢城みゆきが24日、東京ビッグサイトで開催中のアニメイベント「AnimeJapan 2018」内で行われたテレビアニメ「ルパン三世 PART5」（日本テレビ系）のスペシャルトークショーに出席。石川五ェ門の声を担当する浪川と、峰不二子役の沢城は、デジタル社会を背景にする本シリーズで、新たな表情を見せるそれぞれの役柄を紹介。「はっきり言って、五ェ門はデジタルについていけてない」という沢城に、浪川も「斬鉄剣は、ライトセーバーじゃないから、デジタルにはなりません」と応じて、会場を盛り上げた。
4月3日から日本テレビ「AnichU」ほかで放送・配信される本作は、イタリアを舞台にした前シリーズからフランスに舞台を移し、ルパン一味が、麻薬や銃など非合法な物まで購入可能な闇のサイト、マルコポーロの罠に立ち向かっていく。
浪川は「スマホやアプリだという時代に、サムライがポンと置かれたと想像してみて下さい」と続けたあと「今回はテクノロジーによって、敵も強力で複雑。ルパン対世界という構図で、ルパンは大ピンチ。ルパンがSNSをやったら、多分大炎上でしょうけど、そこに不二子ちゃんが絡んで、大人の女性の顔を見せるわけです」と説明する。
一方、沢城は、作中の男性キャラを分析しつつ「銭形は、山寺さんが声を担当してから、ルパンと男と男の関係になった感じ。次元が孤高を保って、いつまでも古くならないのは、（声を担当する）小林清志さんの魅力とイコールだから。そして、五ェ門は、自分と仲間にちゃんと向き合おうという性格から、今回、ルパンとの関係をちょっとこじらせてしまう。それがとっても五ェ門らしんです」とルパン愛にあふれたコメントを展開。
その言葉に、浪川は「もし五ェ門の彼女だったら、めんどくさいと思うところですよね」と応じ、「収録で、僕がみんなと一緒に参加できないとき、栗田さんや山寺さんが五ェ門の声を（代役で）完璧にこなしているって、（沢城）みゆきちゃんから聞いて。僕は次、どこに行こうかなと思ってる。不二子ちゃん、やってみようかな」とまさかの立候補で、会場を沸かしていた。（取材／岸田智）
「ルパン三世 PART5」は4月3日25：34より日本テレビ「AnichU」にて放送・Hulu他にて配信スタート