「特捜9」新班長・寺尾聰!井ノ原快彦、初共演に感激
テレビ朝日系人気ドラマ「警視庁捜査一課9係」の新章で4月11日からスタートする新ドラマ「特捜9」(毎週水曜よる9時~)の記者会見が27日、都内で行われ、新班長役の寺尾聰が胸中を語った。
「特捜9」は昨年3月に亡くなった渡瀬恒彦さん主演の「警視庁捜査一課9係」シリーズをリニューアルしたドラマ。V6・井ノ原快彦ふんする浅輪直樹ら「9係」に所属していたメンバーが、寺尾演じる新班長・宗方朔太郎のもと、新部署「特別捜査班」で再結集。難事件に立ち向かうさまが描かれる。会見には井ノ原、羽田美智子、吹越満、津田寛治、田口浩正、山田裕貴、原沙知絵、中越典子も出席した。
寺尾は「大好きだった渡瀬さんが培って、大事にしてきた番組を、どういう形で皆さんが続けて行くのか」と楽しみな気持ちを持っていたという。そんな中で、自身が新加入することになり、「(みんなを)後ろで支えるわけにはいかないけど、後ろで一緒に歩けたらという気持ちがありました」という。さらに、「正直、2話、3話と撮っていますが、どう役をつくっていくのか、まだ手探り状態で不安なところもある」と打ち明けつつ、「本当に温かく迎えてくれる皆さんなので、それに甘えて毎日撮影しています」と語った。
一方、主演としての重責を担う井ノ原だが、芸能界入りのきっかけが、寺尾が出演したドラマ「西部警察」に憧れたからだそうで、寺尾との初共演に感激しきり。その寺尾から「何でもするよ」と言葉をもらったようで、「12年間やってきたチームワークの中に、寺尾さんと山ちゃん(山田)が来てくれることによって、今まで知らない自分が出てくるんじゃないかと期待しています」と声を弾ませた。
すると寺尾も「どうして9係が解散したのかという謎と、わたしが子連れで、なぜここ(特別捜査班)に入って来たのかという理由がクロスしていくんじゃないかな」とコメント。続けて、「このドラマの底辺にドロドロしたものがある」と言うと、井ノ原も「権力が渦巻いている中で戦う特捜9は見どころ」と明かした。(取材:錦怜那)