ロック様、母の自殺未遂がきっかけで鬱に…過去明かす
ロック様ことドウェイン・ジョンソンが、母の自殺未遂がきっかけで鬱になった過去について語った。Express.co.uk が報じている。
ロック様主演の全米ヒット作!『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』予告編
元プロレスラーで、現在はハリウッドで最も稼いだ俳優ランキングに入るほど、話題作にひっぱりだこのロック様。しかし、過去には苦労も経験していた。当時を「苦悩や痛みは本物だった。打ちのめされ、精神的に落ち込んでいた」「何もしたくなかったり、どこにも行きたくないという状態にまで達していた。絶えず泣いていたよ」と振り返る。
ロック様が15歳のとき、アパートからは退去させられ、その数か月後、母親が目の前で自殺未遂を起こしたという。「ナッシュビルの州間高速道路65号線で彼女は車から降りて、反対車線に歩いて行ったんだ」。大きなトラックや車は母親をよけるようにして走りすぎていったそう。「僕は母のことをつかんで、道の路肩の方に引き戻した」。ロック様は「その自殺未遂でクレイジーだなって思うのは、今日に至るまで、彼女はこれっぽちもそのときの記憶がないんだ。彼女にとってはそれがいいのかもしれない」とも吐露する。
その数年後、ジョンソンは度重なるケガにより、フットボール選手になる夢を断たれる。さらには、恋人と破局し、「それは本当に最悪な日々だったよ」と思い返す。自分自身に内面の強さを見い出せていなかったら、母親のように自暴自棄になっていた可能性が高かったとも話し、「僕らは立ち直ったけど、他の人が苦しんでいるときにはいつでも最大限の気を配るようにしている。手助けをし、彼らに決して一人ではないということを思い出させるんだ」と心がけを明かした。最近では、とあるファンが鬱に苦しんでいると打ち明けてきた際には、「わかるよ。僕もその獣と何度も闘ってきた」と返事をしていた。(編集部・石神恵美子)